オペラ座 血の喝采(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

ドライアイが悪化してしまうーーー!

 

ひょんなことから『マクベス夫人』の役をゲットしちゃったら、次から次へと起こる殺人事件。

「お前は殺人の目撃者になるのだ」目を閉じられないようにされて、殺人現場を見なくちゃいけない。

それはええけど(ええんか)瞬きはさせて!

 

 

 

 

 

 

===登場人物===

 

●ベティ…ヒロイン。大役でデビュー。

●ミラ…ベティのジャーマネであり友人でもあり。

●マーク…演出家。

●アラン…刑事、ベティのファンを自称。

●ジュリア…衣装係。

 

 

「マクベス」の練習をしていたオペラ歌手。

舞台の演出にほんまもんの烏を使ってることに腹を立てて「やっとれるかーームキー」と劇場を出たところで車にはねられ降板。

代役としてベティが抜擢され、大成功を収めるの。

 

 

助監督の男の子といい雰囲気になってたら、ベティ襲われました。

縛り上げられ身動き取れないようにしてから目の下に針がいっぱい付いたものをつける犯人。

「目を閉じたらまぶたに突き刺さって痛い目見るで。ちゃんと眼ぇ開けて見てろや」

助監督が惨殺されるのをじっと見ているしか出来ないベティ。

 

 

バツブルーバツブルーバツブルーバツブルーバツブルー目バツブルーバツブルーバツブルーバツブルー

 

犯人はベティを戒めていた縄を切り、どこへともなく消えていきました。

自由の身になったベティは警察に連絡…もせず、逃げていきます。

ちょ…ゥヲイびっくり!!!

 

 

犯人はベティの舞台衣装をザックザック切ってます。

少女漫画のいじめみたいなシーン…。

烏がそれを見てました。烏が「不審者でござる、不審者でござる」とカーカー鳴くので、うっせーなーと思った犯人は数羽の烏を殺してしまいはる。

 

 

ギザギザナイフナイフナイフナイフナイフナイフナイフナイフナイフナイフギザギザ

 

 

ジュリアが破損した衣装を修理してるところにやってきたベティは、またもや襲われ縛り付けられ&目の下に針を貼り付け攻撃。ジュリアもシボンヌ。

今回もベティは殺されなかったので逃げ出しちゃうよ。

 

 

ランニングランニングランニングランニングランニングランニングランニングランニングランニングランニングランニングランニングランニング

 

 

ようやくアランに「これこれこうで…」と説明するベティ。

「わかりました。部下に警備させますわ」

家に帰ると「警察の方から来ました」とアランが手配してくれたらしき人が来てくれました。

よく目が見えないベティはあっさり彼を中に入れます。

ついでにミラにも来てもらおうっと。

 

 

ミラが「下で刑事さんに会うたよー」言いました。

え?ほな、今家にいる人は誰ぞ?ガーン

ブブーーー、ブザーが鳴ります。どなたかいらしたで?

ミラが鍵穴から外に立ってる人を覗きました、ズドーーーン!銃

鍵穴を通して銃撃。次元大介並の腕前。

ミラはおめんたまから頭部を撃ち抜かれ死亡。

家に入れた人がほんまものの警察官でしたが、この人は死んでしまいます。

ドアの向こうには次元大介…あ、銃を持ったやつがいるやんか。やつが押し入って来るのも時間の問題。

もう危険がピンチで逃げ場なし!

 

 

ここで救世主登場。

ベティは、同じアパートに住むベティのファンの女の子に助けてもらいます。

彼女は母親に虐待されていましたが、ベティの歌声が救いになってたんですって。

通風孔?を抜けて脱出するベティ。

 

 

次の公演の時、烏係が烏を客席に放ちます。

「烏は自分らに害を加えた奴らの顔を忘れへんのや。お客の中に犯人がおったら、烏がそいつをあぶり出しよるわ!」

その言葉どおり、劇場内を旋回する烏は、一人の男に襲いかかります。

他のカラスたちも群れをなして襲撃!

「目ん玉狙え、目ん玉カー」

「えぐり出したるカー」

 

 

犯人はアランでした。(バレバレ)

アランは片目をえぐり出されてしまいます。

そんな姿になってもベティの楽屋に押しかけたアラン。

なんでも、昔まだ若かった頃、ベティの母親(有名なオペラ歌手)に調教され、残酷なゲームを教えられちゃったらしいのです。

アランは楽屋に火をつけて焼死。

ベティは駆けつけたマークたちに救出されました。

 

 

イエローハーツおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいイエローハーツ

 

 

マークの別荘(スイス?)で心を落ち着けているベティ。

テレビニュースが「劇場で火をつけた犯人は死んでおらず、あれはマネキンでした。犯人はまだ生きてます」と報道してはりますよ。

ニュースを見てたマークは、「( ゚д゚)ハッ!ベティが危ない」

 

 

その頃アランとベティは「まてぇぇぇぇ」「おいかけてごらんなさ~~い」をしてました。嘘、もっと切羽詰まってます。

ベティを助けようとしたマークは殺されました。

しかし駆けつけた警察にアランは捕まります。

死んでいった人のことは気にもしないくせに、見つけたトカゲには優しい眼差しを送るベティ。

どうかしてるぜ!

ベティもちょっと「なんだか」だってことかしらん?

 

 

      おしまい

 

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マネキンて!

すぐに分かるやろ?

突っ込んではいけません。

なぜなら、それが、

ダリオ・アルジェントだから!

 

 

完全版でも「へっ?」ってなるのに、最初はカットしまくられてたそうですね。

観た方は「なんじゃこりゃ」ってなったことでしょう。

でも、深く考えずに、若くて可愛いいお姉さんが酷い目に遭う映画と思って観れば、良いんちゃいますやろか?

これを一般的に「ダリオ・アルジェント補正」と言います。

 

 

だいたい、目の下に剣山みたいなんくっつけようなんて、まぶたを閉じたらイタタタタタになるなんて。

よう考えついたな!

考えついても実行しねーだろ?

CGのない時代ですよ?

撮影中ホンマにこれくっつけてはったんですよね?

やめてぇぇぇぇぇ。

 

 

ガーン滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗ガーン

 

 

先端恐怖症でドライアイのマダムには、堪えきれない拷問です。

ジクアス…ジクアスとヒアロン酸の点眼薬持ってきて!

 

 

そして烏に目ん玉抉られる…「鬼太郎、助けるんじゃ!」目玉おやじか!みたいな目玉を烏がくわえてるんですよ。

目ん玉がフニャフニャです。

 

 

どんだけ目ん玉好きやねん!

そう言いたくなる映画。

 

 

荘厳なオペラが全編に流れてますが、殺人シーンになるといきなりハードロックが流れます。

あ、「マクベス」って結構曰く付きの演目で…ジャパニーズで言う「四谷怪談」みたいな作品なんですって。

 

 

そういう因縁めいたのって、やっぱあるんかな。

演劇で四谷怪談するときはちゃんとお参りせなアカンとか。

オペラのマクベスもちょっとデビュー作にはアレやとか。

なんちゃら言う漫画を載せた雑誌は絶対廃刊するとか。

漫画の実写化はたいてい失敗するとか。

売れないアイドルが出てるJホラーもどきはカオスとか。

色々あるんやねぇ。

こじつけ感満載。

 

 

乙女のトキメキてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろ乙女のトキメキ

 

 

ちなみにタイトルで「オペラ座」言うてますが、

「オペラ座の怪人」とは全く関係ないです!

そこんとこよろしく。

 

 

ダリオ・アルジェントのファンは観たら良いと思うよ。

そうじゃないなら…。

観ててチクチクする映画です。

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