あ~、まぁ不倫はアカンわ~
昼顔 DVD通常版
3,163円
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なんちゅうか本中華。
好きになった人には、配偶者がおるってことは、
めんどくさいことが山積みで、
そういうのをエンヤコラセドッコイセ!と乗り越えることを厭わぬ人だけ、
チャレンジしはったらよろしいわ。
図太い「鋼の神経」がないと出来ないなー。
うん。
マダムは、不倫に対しては結構チビシーので、キツめの意見です。
ご了承ください。
ただ、不倫した芸能人ヒステリックにを叩くほど、ヒマじゃないってこともご理解ください。
「あんさんら、別れなはれ」と、別れさせられた紗和と裕一郎。
「もう二度と会うこと罷り成らぬ!」とお奉行様から命じられたので、紗和は旦那とも別れて一人海の見える街にやってきはった。
バイトぐらしの上に一人暮らしなんだったら1Kでええや無いけ!
一方裕一郎は、妻の乃里子のもとに戻ります。高校教師の職は失うけど、新たな職もゲットしてるっぽい。
この時点で、YOUは流されやすいデスネー!ってことがわかっちゃったよ、マダム。
紗和はオサレなレストランでバイトを始めます。目の回るような忙しさ。
職場のキッチン担当の女性は、紗和にいい感情を持ってないみたい。
ある日紗和は、裕一郎が、「ホタルについての講演」をしに、この街に来ることを知り会場に出かけます。
そんな広くもない会場なんだから、眼にもつくわ!
惹かれ合う二人は、昭和の中学生の恋か!というような清い交際を続けてましたが、乃里子にその逢瀬がバレてしまいます。
怒り狂った乃里子に尋問される二人。
「いたたまれな~~~い」と逃げ出した紗和を追いかける裕一郎
ショックな乃里子…そらそうよ!
裕一郎は「どっちつかずはもうやめだ!」と紗和と暮らすことを決心します。
しかし、幸せキャッホランラン有頂天な時間は続きません。
街に人から冷たくあしらわれることになる紗和。
「ちょっと奥様、紗和さんって、W不倫してたんですって」
「まぁ、W不倫って!」
「しかもその相手の男と、またよりを戻して今同棲時代なんですって!」
「フケツ、フケツですわ!」
そんな噂(事実)が街を席巻。
レストランで一緒に働いてるバイトの女の子にまで「ダサっ」とバカにされる始末。
このことで紗和は仕事を辞めることに。
愛があれば世間なんてどうでもいいのよ!
…開き直ろうとしたら、裕一郎が乃里子と逢引してるっぽいじゃない。
乃里子のマンションに押しかける紗和。
そこで乃里子が怪我をして車椅子状態になり、裕一郎が世話をしていたことを知ります。
「そうなんだ」
え?納得するんだ…あっさり…。
でも本当は、乃里子は飛び降り自殺を試みて失敗しはってん。
もうあっちもこっちも難儀なやつばっかりやん!
紗和と裕一郎のことを吹聴してまわってたのはレストランのオーナー杉崎でした。
自分の嫁も不倫の果に杉崎に「さいなら~~」していったので、不倫撲滅運動の旗手だったのです。
「ごめんな」
噂ばらまいた張本人でしたーーー。
裕一郎が乃里子の元へ離婚届を貰いに来ます。
「わーい、これで結婚できるわーい、ありがとうね」
チミ、ホント悪意のない害意をばらまくやつやね。
乃里子は「駅まで送る」と裕一郎を車に乗せます。
最初はにこやかだったのに、どんどん雲行きが悪化する乃里子。
「紗和さんのどこがええのん?アタシのどこがアカンのん」
「…紗和のことがチュキだからー」
何じゃそれ?と思ったのか、乃里子は車を暴走させ崖からダイブ!
「蜜ふるる約束の地へ、ともに行くのはこのアタシさ!」
そんなことは知らずに、祭に出かける紗和。
レストラン乃従業員の女子ーズとも、いつの間にか仲良くなって、花火ドーン、スマホでパシャー。
その頃彼氏は車でドーン!オブ・ザ・デッドは起こらない。
裕一郎は即死でした。乃里子は重症を負ったものの生きてます。
「なんでじゃ~~~、どうしてじゃ~~~」
紗和はやるせない思いを乃里子にぶつけようとしますが、結局何も言えずじまい。
喪失感に苛まれた紗和。
もうこの世に未練なんか無いわ…と自殺しようとしますが、すんでのところで思いとどまります。
彼女の身体には、新しい命が宿っていたのです。
裕一郎が紗和に渡そうとして百葉箱に隠しておいた指輪を、遊びに来ていたガキンチョ男子が見つけ出し、好きな女の子の指に…。
この子は裕一郎の子なのか?
違うのん?
ほんなら誰なんよ?となって。
おしまい
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ドラマを観てないからなんとも言えないのですが。
ふらふらと流される男は、どうしようもないなぁ!
…ってのが感想。
紗和も乃里子も、取扱い注意な女。
そんな女に、ふらふら男。
そらもう、嵐の予感しかしませんがな。
不倫するのって、すげーパワー+ハガネールな精神力&鈍感力が必要なのだわ。
ワイムリ!ポンカスホラー観て、頭空っぽー言うてるようなマダムには無理だとわかりました。
やっぱマダムは二次元にウフフしてるのが一番ええわ。
マダム撤退、不倫事業から。
そんな事業は無いわ!
斎藤工くんが出てるから観たんだけど。
のっけから紗和の手に裕一郎の手が重なってきて「すわ!心霊現象け?」となり、裕一郎の遺体の損傷が激しいから紗和には見せられない…ってとこで「見せろや、どの程度の損傷なんや、オラァ」ってなっちゃったマダムを許してね。
斎藤工くんは、色物映画で好き勝手してるほうがいきいきしてる気がする。
仕事選んでええねんで?的な仕事のほうが自由度高いんやろうか?
この裕一郎先生は、イマイチ人の心の機微がわからず、
何故そこでそのセリフを吐く?と思うこともしばしばでございますよ。
紗和も乃里子もベクトルは違うけど重い系。
手ぇ出したら火傷スルZE!レベルだと思います。
う~~~ん、恋しいキモチを共有したい人、追体験したい人には、うるっとくるかもです。
ドラマは観ていなくても、キャラの立ち位置から性格から全てがわかる親切設計。
一見さんお断りじゃないのはステキ。
この辺の「誰でもウェルカムでっせ!」な懐の広さと、映画だけでも充分理解できた!となる映像&脚本は、褒めどころです。
原作を知らない人にはチンプンカンプン?じゃないのは、もうかなり高評価ですよ。
不倫に対してのスタンスがどうかは別にして。
しかし、いくらなんでも、死亡ENDは、どうよ?
不倫はアカンけど、だからって命を奪うのはどうよ?
つか裕一郎、チミ、乃里ちゃんが暴走したときに、なんとかしようと思わんかったんかい?
なに「死亡受け入れます」みたいな悟りきった顔してるんさ。
足掻けよぅ!
ミホトケ気分になってどないすんねん!
( ゚д゚)ハッ!
植物人間介護ENDよりは、きれいな終わり方って言う結論に達したのか!
そうなんか?
ホラーとサメ映画しか観ない!と思ってた皆様に告ぐ。
マダム、こういうのも観るんですよ?オホホ~~~。
極稀に。それはもう、ホント極稀稀に!
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