映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


いらっしゃいませ。

こちらは、映画レビューと読書感想と日常的な物が混じりング(現在進行系)なブログです。

基本コンセプトは
・ネタバレ
・アホアホ

アマプラとWOWOW中心なので、最新の映画の感想は少ない…と言うか皆無に近いです。

あ、ホラー以外の感想もたまにありますよ。
読書の感想も結構多いです。

コメント&アメンバー受付は、ただいま停止中です。
ごめんなさい。

読み逃げは失礼かしら?なんて考え方は無用です。
「いいね」もお気になさらず。
ゆるっと気が向いたときに、
ふらっと立ち寄っていただければ嬉しゅうございます。

  ■あらすじ

 

 

●タクヤ…闇ビジネスで働く若者

●マモル…タクヤの弟分

●梶谷…タクヤの兄貴分的な

 

タクヤと弟分のマモルは、SNSで女性になりすまし、パスポートもなく運転免許もない、でもお金が欲しい身寄りもほぼいない人間から戸籍を買うビジネスをしている。

 

 

もちろん下っ端である。

 

 

タクヤはかつてとある事情から大金が必要になり、

自らの戸籍を売ったことで闇ビジネスに加担する側になった。

手引きしてくれたのが梶谷。

マモルは生活保護ビジネスに食われそうになっていたのをタクヤに助けられ闇ビジネスに加わった。

 

 

ある日、轟と言ういいカモを見つけ早速戸籍を頂いた。

 

 

タクヤはマモルに

「ばあちゃんから教えてもらった」

と言う魚料理をふるまう。

 

 

どうやらネグレクトや虐待を受けていたマモルにとって、

(腕に残るタバコの後から想像つくし)

タクヤは兄であり家族なのだ。

 

 

だが組織の中でもいろいろあるらしく、

上の奴らの1億強奪にタクヤは巻き込まれてしまった。

 

 

マモルは組織の上の奴(佐藤)から

タクヤの部屋の掃除に行けと命じられる。

 

 

タクヤの部屋は荒らされていて大量の血だまりが残っていた。

掃除を終えるころ佐藤が来て「何でも好きなものもっていけよ」と言うじゃない。

マモルは冷凍庫に入っていた鯵とタクヤがいつも来ていた白いシャツをもらって帰った。

 

 

マモルに一通のメールが届く。

「このメールを読んでるころ、

俺はもう死んでるか、

海外に売り飛ばされている」

タクヤからだ。

 

 

なぜこんなことに?

マモルは愕然とする無気力ガーン

 

 

マモルが来る少し前。

SNS詐欺の仲間・希沙良がタクヤの部屋に行くと、

そこには眼球を抉り出され、意識のないタクヤがぽつねんと座らされていた。

 

 

組織は富裕層のチャイニーズに

「角膜ほしい」

「腎臓ほしい」

と言われタクヤの角膜を奪い取り(=お目ん玉ごと頂戴いたす)言い値で売り飛ばしたのだ。

 

 

梶谷は、組織の息のかかった病院で腎臓を取られる手はずになっていたタクヤを連れ出す役目を仰せつかる。

 

 

途中で麻酔が切れたのか意識を取り戻し、

激痛と盲目になったショックで

パニくるタクヤをなだめるうちに、

梶谷はタクヤとともに組織を抜けることを決意する。

 

 

GPSを外し逃走する二人。

梶谷の彼女・由衣夏が昔住んでいた兵庫を目指すことに。

 

 

ホテルに宿泊しつかの間の休憩をとる二人だが、

翌朝組織の奴らがやってきた。

GPSは一個じゃなかったのだ。

 

 

ボコられながらも何とか振り切って逃げた二人は、

今度こそGPSも外し三ノ宮の小さな飲み屋に転がり込んだ。

 

 

そのころマモルは、

タクヤのメールの続きに従い、

奪い取った1億円の隠し場所にたどり着いていた。

 

 

闇ビジネスの組織は大掛かりな捜査によって主だったものから下っ端までが逮捕されていく事態に。

最初に戸籍を奪われた轟は、実は警察の人間だった。

 

 

全員しょっ引く、と決意する轟(仮名)は、

既に逃げ伸びた梶谷とタクヤの居場所も突き止めていた。

 

 

一方マモルはリュックに大金を入れ、組織から逃げる。

「中卒のマモルでも、これくらいの金があれば小さな店も開けるだろう、

田舎に行け、

奴らの商売は都会でしか成り立たないから、

田舎に逃げろ」

 

 

タクヤの言葉通りマモルは逃げた。

 

 

梶谷もタクヤもマモルもまだ知らない。

もう捜査の手がすぐそこに迫っていることを。

 

 

■おしまい 

 

 

  ■感想

 

 

 

(C)2025映画「愚か者の身分」製作委員会

出典:映画.com
二つの世界(理想と現実)の落差…。

 

 

二日連続で映画レビュー。

寝かすことなく書いたのは、

この映画がとても良い映画だったから。

ぜひ観てほしい。

 

 

底辺で生きる人たちが底辺に堕ちた人を食い物にしている悲しみ。

 

 

何というか。

親ガチャ失敗から堕ちたんだなと思うとやるせないよね。

虐待を受けていたであろうマモル。

ネグレクトだったろうタクヤ。

 

 

裕福、貧困は別にして、

子供にかける愛情が無い人、

あってもおかしな方向に行ってる人は子供が不幸になるよなぁとすごくつらかった。

 

 

タクミが襲われるところ。

帰宅して閉じたドアの向こうでどんがらガシャーンバタバタ!と大きな音、やがてシーンとなるその静寂が…。

その時タクヤはどんな目に遭ってたんやろう。

 

 

タクヤ&マモル、組織の上司との食事会(魚を食べてはる)では、

「頭どついたら人間の目なんて簡単にコロッと飛び出て来よる」

なんて話をしてたし。

スプーンを目のところに持って行って「これで掬い取って」…みたいに言うてマモルが怖がるシーンも挿入されてたから…。

 

 

いやいやいや、角膜に傷つけたらあかんからさすがに闇の医療関係者は行ってるか、

麻酔も使ったようだし…。

意識あるままとかやめたって滝汗ガーン

 

 

あ、直接摘出するシーンはございませんが、

両目から血を流しているシーンはあるので、

気の弱い方はご注意くださいませ。

 

 

そんなどうしようもない世界の中で、

闇ビジネス界にタクヤを引き込んだ梶谷は

申し訳ないと思ってるし。

マモルを引き込んだタクヤも「ごめんな」と思ってる。

 

 

タクヤはたぶんすごく優しい奴。

自分が追い込んでしまった被害者(もうまともな生活が送れなくなってる)にも奪った1億の中からお金を渡してほしいってマモルに頼んでるくらいには。

 

 

その本来持っている優しさとか善性とかを、

何とか真っ当な世界で紡いでいけなかったんやろうかと…。

 

 

タクヤと梶谷の逃避行。

二人が泊まったホテルで

一緒にお風呂に入るシーンは、

その手のが好きな方にはきゅわーかもしれません。

 

 

アタイ?

綾野剛の生おケツが観られたからきゅわーよ。

いろいろ台無し発言。

 

 

梶谷の彼女さん、

由衣夏さんがすごくいい。

 

 

タクヤと梶谷の居場所が分かった時、

由衣夏さんが裏切った?と思ったどす汚れ思考のアタイを許してください。

 

 

梶谷が組織から追われるくそピンチ状況下。

たぶん心情的には生と死の間で綱渡りしてるような気持ちで

由衣夏さんにTELしたとき、

由衣夏さんが、

「え?逃げるの?

ほな賞味期限の切れた牛乳どないしよ」

言うてはるシーンは、

牛乳どころちゃうやろ…と思うと同時に、

非日常に足を踏み出してる梶谷を日常につなぎとめている唯一の存在が由衣夏さんなんやと思ってほろっと来た。

 

 

『岬の兄弟』のお兄ちゃんが刑事やったんか!とびっくりびっくりびっくりマーク

 

 

みんなつかまってざまぁ!

だけど芋づる式に梶谷やタクヤに捜査の手が伸びてきてることが心配。

やったことからは逃れられないもの…えーん泣

 

 

捕まったタクヤがきちんと医療を受けられるなら、

失くした目は戻ってこなくても、

ここから炎症が悪化して脳にまで及んだりしたら大変だし、

ぜひ警察病院できちんとした医療につながってほしいという気持ちも、ややある。

 

 

そしていつか。

罪をきちんと償って。

梶谷と由衣夏、

タクヤとマモルが、

家族みたいな存在として一緒に生きていけたらいいなぁ

なんて甘いことを考えちゃうアタイなのだ。

金歯野郎は死刑になればいいDEATHぅ。

 

 

この映画のテーマは。

闇ビジネスは、

自分の人生と

他人の人生を

破壊していく

とんでもないビジネス。

いや、もう、ビジネスなんて小綺麗な言い方すんなよ、

闇バイトもそやん?

畜生道に堕ちるような行為って言えばええやん。

上矢印

これ!

 

 

アタイの綾野剛(ヲイ )がほんと素敵で。

ウットリしてしもうたぁほんわか飛び出すハート

タクミ役の北村匠海くんも善き、

マモル役の林裕太君も初々しい。

ちょっとしか出てないのに矢本悠馬くんの存在感よ。

学校の授業で見せて「闇バイト」なんかやったらあかんっていう教材にすればいい。

はぁ?怖いシーンがある?

やかましい!

動機付けで一番効果があるのは「恐怖」なんざますよ。

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