タイ王国は、東南アジアに位置する立憲君主制国家で、旅行で人気を誇る首都はバンコクです。
インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占め、南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接しています。
それではタイのお葬式がどのようなものかご紹介します。

 

タイ独特の文化や習慣はどんなことでしょうか?

民族構成はタイ族75%、華人14%、その他マレー系、インド系、モン族、カレン族などから成ります。
・タイで話されている主な言語は、公用語のタイ語、北・南タイ語、イーサーン語、閩南語(潮州語)、クメール語(スリン・クメール語)、ジャウィ語などがあります。
都市部バンコク周辺では英語は通じるようですが、他の東南アジア諸国と同様に語学格差が激しいのが現状で通じないこともあるようです。
トムヤムクンやパッタイなどの激辛イメージのあるタイ料理は、先進国を中心に世界的に人気メニューのひとつとなっています。
スパイシーかつバラエティに富む味や野菜が多用された健康的な料理は日本や欧米諸国を始めとする多くの国で高い人気を得ています。
特に北米、ヨーロッパにおいては1960年代、1970年代頃から1990年代にかけて急速にタイ料理店の出店が進んだことが研究者によって報告されています。
タイ国内都市部を中心に非常に沢山の屋台があり、どこでも一人分5バーツ程度の菓子類や麺類などの軽食から、
ツバメの巣やフカヒレスープなどの高級料理まで、様々な味を楽しむことができます。
タイへのリピーター観光客の中にはこの屋台での食事を楽しみにしている人が多いようです。
フードコートは屋台よりは若干割高ではあるものの、それでも30バーツ程度から食事をすることができ、
衛生的にも屋台よりは安心できる印象を与える店が多いです。
西暦も併用されているが、現在もタイ仏暦(仏滅紀元、タイ暦)が主に使用されています。


タイ国内における宗教と宗教徒の割合は?

王室を始め、タイ国内のほとんどは仏教徒で占められています。仏教(南方上座部仏教)95%、イスラム教4%、キリスト教、
他にヒンドゥー教、シーク教、道教など。
仏教のほとんどは上座部仏教で、上座部仏教徒の男子は一生に一度は出家するものとされています。その他はヒンドゥー教・精霊信仰を加味した独特の仏教になっているところが特徴です。
南部やバンコク、チェンマイ、チェンラーイなどの地域ではムスリムも見ることができます。
特に深南部三県のマレー系住民のほぼすべてがイスラム教徒で占められています。
中部のチャンタブリー県やバンコクなどには、コーチシナのカトリック禁制によって19世紀初頭やベトナム戦争時に逃れてきた
ベトナム人グループを中心にしたキリスト教徒も多く存在します。

 

お葬式の基本的な考え方は?

タイのお葬式は日本と同じ仏教式ですが、国が違えば風習も異なり、タイでは故人の冥福を祈る葬儀は斎場と火葬場を備えたお寺で行われます。
こうしたお寺はバンコク各地にありますし、地方でも大きな集落ごとにあります。
タイのお寺には日本のような墓地はありません。墓地を望む場合は、寺院内の通路の壁や納骨堂の壁、仏塔や祭壇の一部をくりぬいて遺骨や遺品を安置し、故人の写真や名前を貼った蓋をして、モルタルで塗り固めるのが一般的です。

また、必ずしも永久的に寺に安置するわけではなく、数年後に故人を偲んで引取り、家に安置したり散骨する家族も多いです。 

 

タイのお葬式は、どのように執り行われているのでしょうか?

通夜はたいてい数日間行われ、その期間は奇数日で設定します。3日間、5日間、7日間と故人の社会的地位や裕福度によって異なります。
また毎日主催者が変わり、その日の通夜の費用を持ちます。
通夜が終わると火葬と告別式が行われます。これは昼間に行われることが多いようです。
灰と遺骨は集めて壺に納めて散骨するのが一般的で、地方では火葬と告別式はお寺ですが、通夜は故人宅で行うこともあり、
その場合は花火あり爆竹あり…と、日本の仏式のお葬式とはだいぶ雰囲気が異なります。
大抵亡くなった人が所属していた団体(家族、会社、趣 味のグループなど)がそれぞれの葬儀日の施主となって仕切ります。
葬儀が行なわれる寺の名前と場所、そしてサーラー(式場)の番号を聞いて当日に会場へ向かいます。
式場に到着したら、まず遺族にお会いしお悔やみを言って香典を渡す→祭壇に3度合掌して拝む→お棺のそばに遺族がいるのでそちらへ向かう
→遺族が1本の線香に火をつけているのでそれを受け取って1度合掌してお棺を拝む→線香を遺族に返し、席につきます。


さて葬儀が始まります。


僧が間隔をおいて3回、お経を上げるので合掌しながら聞く

→軽食やお菓子や飲み物が出る

→4回目のお経

→僧が帰る

→遺族から線香を受け取り、棺の中の故人に別れを告げ、1度合掌し拝む

→遺族に線香を返す

→祭壇を3度合掌して拝む

→随時解散

が一般的な流れです。

 

タイのお葬式に参列するときの服装や香典は?

タイの葬儀に参列する際の服装は、男性は黒服または黒タイ、女性も黒服が望ましいとされていますが、色付きの場合は、黒いリボンや腕章を着けていれば大丈夫です。

喪服でなくても構いません。

黒っぽいものであればポロシャツやワイシャツでいいのと、必ず襟の着いた上着であることが望ましいようです。
 

香典は、故人との関わりの深さで額を決めます。

参列者の社会的地位、収入相応に包むということで考え、
一般平均的なお香典の相場は目安として、

オフィスワーカーで200バーツ(約650円)、

ある程度の身分や個人管理職クラスで500バーツ(約1600円)~1000バーツくらいになるでしょうか。


白い封筒の表に遺族に対するお悔やみをタイ語か英語で書いて(英語なら一般的には「 I'm so sorry.」)、名前を添えて香典を入れます。
日本では香典返しの習慣がありますが、タイにはありません。
プアンリーと呼ばれる花輪は一基500~3,000Bくらいが目安です。

花輪は葬儀の行われる寺の近くにある花輪屋さんに注文します。
会社で出す場合が多いですが、名前を入れて個人で出すことも可能です。

 

※インターネットで集めた情報になりますので、事実と異なる場合があります。