連日のサッカー観戦に不機嫌になる妻の巻 | 実録!恐妻伝説☆ ~ストレスに耐え続ける日々~

連日のサッカー観戦に不機嫌になる妻の巻

今日は、サッカーの世界クラブ選手権決勝なので、どんなことがあっても見逃せない!!
俺のそんな熱意が伝わったのかどうかはわからないけど、快く認めてくれた。

ってことで、食事を終えると食器を片付けて、テレビの前に釘付けになって試合に集中していた。


試合の最中、「うわー!!」「あぶねぇ!!」「ふざけんなぁ!!」と一人で熱くなっていると妻が、


妻:「今オフサイドじゃなかったの?あの審判怪しいね」


しかしすっかり熱くなってしまっていた俺は素っ気無い態度を取ってしまったのだ。


私:「そうだな」


サッカーのことをまったく知らない妻が、一緒に楽しもうと思ってくれていたかもしれないのに、まずかったなぁ。
きっと妻がスポーツ観戦が嫌いなのはこういうのが理由かもしれない。
ほったらかしにされるのが・・・


それでもかまって欲しかった妻は、俺にまとわりついてきた。

しかしそこで俺は・・・


私:「ちょ、ちょっと、テレビが見えないって!」


そう言うと妻はトボトボとキッチンの方へ歩いていってしまった。
妻がどんな気持ちだったのか考えもせず、このときはひたすらサッカーに夢中になっていた。

試合が終わると、俺は妻のところに行って試合の事を色々話してあげたのだが、まったく聞く耳がないようで、ぶんぶく顔になっている。


ま、まずい・・・


そう思って食べていたみかんを妻に「アーン」と食べさせてあげようとしたのだが、無言で拒否された。
そしてついに口を開いた妻からこんな言葉が!!


妻:「マジでテレビ破壊したい!!サッカーなんかなくなればいいんだ!!」


私:「いや、それは困るから」


な、何を言ってんだ、俺は・・・
ここは素直に話を聞いてればいいんだって。


妻:「もうこんな結婚生活やだ!」


・・・うーん、これを言われると何も言えなくなるんだよねぇ。
やっぱり家ではスポーツは今後もありえないんだろうか・・・
サッカー好きとしてはたまらなく辛い。


その後は妻が口を開くことはなく、無言でお風呂に入っていった。
妻が風呂から出てきた時、ためしに軽く話しかけてみた・・・


私:「お風呂はいってくるね」


妻:「勝手にしろ!」


や、やっぱり怒ってる・・・
その後は会話をする雰囲気じゃなくなってしまったので、そのまま風呂場へ直行した。

風呂から上がって真っ先に妻の顔を見ると、かなり不機嫌な顔をして髪の毛を乾かしている妻がいる・・・
とてもじゃないが、話しかけられる状況じゃない。

その場に居づらくなった俺は、体を乾かしてすぐに寝室に行き、寝ないで妻がくるのを待っていた。
すると30分ほどして妻がベッドに入ってきた。


何かを喋りながら・・・何を言ってるのか聞いていると。


妻:「はぁ・・・あ”―もう!!」


そう小声で連呼している・・・
「おやすみ」のひと言くらい声をかけようと思っていたけど、どうもそんな状況じゃなさそうだ。
しかたないので、そのまま寝てしまうことにした。
次の日まで引きずらないといいんだけど・・・そう思いながら。


次の日の朝・・・
目覚めてリビングへ向かった。恐る恐る・・・
すると、


妻:「おはよ、今日は仲良くしよ?」


私:「うん、そうだね。」


おっ?ご機嫌になってる?

ラッキー!!


チュッ☆


昨日のことはなかったかのように仲直りしたのでした・・・
よかった、よかった。