★★★★★納豆は人間の食べ物じゃない! | マココ塾

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九州は福岡で、塾の先生をやっているものです。日々、思うことを記してみようと思います。受験生に向けても、多少発信していこうと思ってます。よろしくお願いします。

ブログネタ:嫌いな食べ物は? 参加中
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納豆好きな人、ほんとにごめんなさい。栄養もあるし、体にいいのもわかってます。それでも、ダメなんです。

うちは、父、弟が納豆好き。母とわたしが、ダメ。でも、当然食卓に納豆が出てくる。納豆があるときだけは、食事の時間をずらしてもらってたくらい。結構、しつけには、きびしかった気がするが、納豆だけは、許してくれた。わたしのあまりの嫌がり方に。

子供の頃って、嫌いな食べ物が、けっこうある。小学校の給食は、食べるまで、食器を片付けられない。当時の給食は、おいしいものとまずいものの差がすごくて、野菜の混ぜたやつなんて、豚のエサかと思ったほど。普段、おかわり競争をしてるわたしが、その時だけは、放課後まで食器を持っていた。何だったんだろうね?あれも教育か?

そんなとき思ってたのが、「好き嫌いしちゃいけません。」って言われるたびに、「このまずいもの食える方が舌がおかしいやろ。大人が食えるのって、絶対舌の感覚が鈍ってきてるに決まってる。」こんなことを考えてました。
先日、アッガイ10さんのねとらじで、舌の敏感さが、大人になると鈍くなるみたいな話がでてたので、「やっぱり」なんて思ってたわたしです。

ただ、その舌の退化のせいか、成長するにしたがって、好き嫌いも減ってきました。タマネギなんて、焼きそばに入っていたら、どんな小さいやつでも、分けて出してたのに、今では、生で食べれるし、ピーマンも10代後半までは、逃げ続けていたのに、人の家にいった時に晩御飯のおかずで出てきたので、無理やり食べたら、食べられるようになったし。

しかし、納豆だけは・・・。実はこれも、ピーマンと同じ状況に出くわし、何とかチャレンジした。小皿なので、いっきに飲み込んだが、これだけは、ダメ。何とか吐き出すのだけは、耐えたけど。

あんな臭い食べ物をなぜ好んで食べるのかがわからない。

ただ、唯一わたしでも、納豆をおいしく食べる方法を発見した。

それは、納豆に大根おろしを入れて食べる。これだと、あの問題の臭みもなく、おいしく食べられた。ただ、普段そこまでして食べようとは思わないのが、正直なところだ。


さて、こう書いてくると、子供たちの好き嫌いを容認してもいいのか?ってことが問題になってくる。

わたしの意見だと、子供の舌は敏感である。そのときまずいと思ったものをおいしく感じるのは、成長と共に、舌が退化したからだ。子供のときの鋭敏な舌で、受け付けないものを食べる必要はないと。

さて、果たして、そうだろうか?

生物には耐性というものがある。経験と共に、さまざまなものに対応するたくましさ。生まれてすぐから、純粋培養で育てるのと、いろいろな経験をしてそのたくましさを身につけるのとどちらがいいか。

当然お分かりと思います。

ってこんなこといっても、いまだに納豆をガキのように受け付けないわたしが言っても、全然説得力ありませんけどね(笑。

最後にもう一度謝っておきます。納豆好きな人ごめんなさい。

甘納豆は好きなんだけどなあ。