長年一人暮らしをしていた叔母は88歳になります。

コロナ直前に認知症の兆しがあり、冷蔵庫の中が納豆と牛乳だけのストック庫になって、同じ話を数秒おきにするようになって。そんな叔母(従兄弟の実母)を心配していた従兄弟が、なんと病気で突如亡くなり、追い討ちをかけられたように感じていました。(この従兄弟とは私、色々不思議な繋がりを感じたり不思議な事があったりしました。親族のなかで近い感覚も)その従兄弟は、親族の中で毎年一番よく私も家族ぐるみで会っていたので、叔母は当然のこと、私もかなりショックで。認知症が良いも悪いも無い絶妙なタイミング。一人暮らしは気ままで、良いけれど、そんな時は黙っていても誰か側に居てあげれたらと思うのでしたが、結局、ホームに入居する事に。

その後のコロナ禍で面会規制。実は、ホームに入所時、途轍もなく随分嫌がっていた話しを聞いていたので、落ち着くまで待ったほうが良いかと思う節もあり、ウチの母と3人で久しぶりの再会です。

認知が進んでいるのではないかと思案しながら行ったのですが、

そんな心配は全く無意味でした。

私達が見えた途端に顔の表情がとても明るくなりキラキラの艶々!相変わらずの会話のキレも絶好調で、大好きな叔母に会え久しぶりのハグ。良かった、覚えててくれているし、元気そうでホント良かった。90才は余裕よね。って、自分でつぶやいていました笑

会話のテンポが速くて洒落もきくので60〜70才の方とお話ししている感覚。

認知症が消えた訳では無いのですが、元々がパワフルで楽しい叔母。コチラが元気を貰って帰ってきました爆笑

ホームに入るのを嫌がっていても、割り切れるのは、元々の思考の癖もあるのかもしれませんが、彼女の頭の中で蓋をする所がきっちり上手く仕上がっていて、毎日ストレスが無いと言い切ってくれていたので、安心して帰りました。次夏はお墓参りに連れ出しに行く約束となり。(こういう約束事はシッカリ覚えてそうです。)

あ、親族は近場でまとまって住むべきだとつくづく。


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