
東京の日本橋にある三井記念美術館に行ってきました。
お目当ては

先日の東博の故宮博物院展ですっかり工芸品の魅力にはまってしまい、ちょうどこちらで
日本の明治期の工芸品を集めた村田コレクションが展示されていると聞いて展示期限ギリギリに
間に合いました。
いやぁ~日本の職人すげ~っ!って思っちゃいました。
西洋への輸出を念頭に置いて作られているのが多いせいか、華やかな彩色の物が多いですが、
その技術の細やかな事!

これなんか内部に小ちゃな蝶が無数に描かれてますが、この前購入した単眼鏡でも
よ~く見ないとわからない位。繊細さと華麗さを兼ね備えた芸術品揃いでした。
中でもお気に入りはこれ。

タケノコw これ象牙を彫って彩色した物ですが余りにリアルで笑っちゃう程!
他にもパイナップルとかナスとかいろいろあった。
見学中に時折ドンッって音が響くので何事かと思ったら皆ガラスに近付き過ぎて頭突きかましてたw
係りの人がガラスを時々拭いてたから貼り付いて観る人が多いせい?
その位近づかないと見えない位細かい細工が多くて技術力の高さにため息が出ます。
これらを集めた村田氏はあの村田製作所の一族の方らしく、京都の「清水三年坂美術館」と
言う所に所蔵しているらしいです。
京都に行く機会が有ったら是非とも寄りたい。