GT-Rデビューウィン、という展開で幕を開けた今年のSuper GT。現地観戦の模様を、いつか記事にしようと思いつつ、アップするタイミングを過ぎてしまってましたが、そのエキサイティングな走りは明らかに「別格」のものでした。
そんな圧倒的な速さを誇ったGT-Rですが、その、余りもの速さがために、シーズン途中で「性能調整」の対象とされ、2連勝の後の第3戦富士以降、苦しい展開を余儀なくされておりました。
が、第8戦オートポリスで作戦通り優勝を遂げランキングトップに返り咲いたNo.23 XANAVI NISMO GT-R(本山哲/B.トレルイエ組)が、見事、最終戦の富士で2008年チャンピオンを決めました。
日産の看板であるGT-Rを駆っての闘い。デビューウィンも見事でしたが、ハンデを跳ね返してのチャンピオン獲得は、流石というほかありません。
もはや「ハコ」とは呼べない仕様になってしまったSuper GTですが、その迫力はSuper GTならではのものがあり、昔ほどは観戦に行けませんが、毎年1回はサーキットに赴いております。
ただ、ウェイトハンディはまだしも、「性能調整」や「有効ポイント制」などは、時としてレースをつまらなくさせることもありますし、一方的なシリーズ展開をさせないのは重要だとは思いますが、もう少し「さじ加減」を上手くしてくれたらいいのになぁ・・・、とも感じます。
いずれにせよ、もう来シーズンは始まっています。大きくレギュレーションが変更されそうな2009年のSuper GT。ドライバーの移籍も当然ですが、レギュレーション、各メーカーの動きなど、注目要素が一杯です(^^)

