今回は、「記憶に残る方法」についてお話します。
小学校のころのテストを裏側に、ちょっとした小話がついていました(教材会社が作ったカラー版のテストです)。回答が早めに終わると暇つぶしに読んでいました。その中で、唯一記憶に残っている小話が「サンドイッチのルーツ」の話です。皆さんも覚えているのでは?
その「サンドイッチのルーツ」とは…
「名称は、18世紀イギリスの貴族で海軍大臣などを歴任したサンドウィッチ伯ジョン・モンタギュー(John Montagu, 4th Earl of Sandwich)に因む。彼は無類のホイスト(トランプ遊びの一種)好きで、食事にかける時間も惜しむ程だった。そこで、ゲームの合間に片手で食事が取れるよう、パンに具を挟んだものを用意させていた事から、いつしかこれがサンドイッチと呼ばれるようになった。」(ウィキペディアより抜粋)
といった話で、イラスト付きでわかりやすく書いてあったのを覚えています。きっと、よく食べるサンドイッチにそんな寓話のような話があるなんて思ってもいなかったからだと思います。
また、同じ小学校のときに「マンガはじめて物語」というテレビ番組をやっていて、ラーメンは中国生まれではなく、実は日本生まれだった…といった話など、その一コマだけが鮮明に頭に残っています。
これは、商品企画やプロモーションにとって大きな示唆を含んでいます。
以前のエッセー「モノではなくストーリー」でも書き記しましたが、単に新しいとか古いとか、カッコいいと悪いとかだけではなく、一見表面的には同じような商品やサービスでも、その背景や意味合いをコンセプトに表現すること「記憶に深く刻まれる」ものだと改めて気づきました。
企業には、それぞれ歴史と実績があります。それは、別の言い方をすれば、社会に必要とされ続けた理由、またはお客様が満足して頂いた理由があります。その理由を深く掘り下げていく作業こそ商品企画やプロモーションで必要なことだと痛感いたしました。それにより、本質的な部分で差別化が図れるものだと思います。
単に「新商品だから売れる」といったような土俵で勝負するのではなく、お客様が本質的に感じている「その商品から展開されるシーンやストーリー」を提供することを追求していきたいと思います。この追求するプロセスそのものが大きな財産となります。スタッフの自信にもつながり、お客様もより安心してご満足頂けるものだと確信しています。
【 関連エッセー 】
「モノではなくストーリー」
http://ameblo.jp/makof/entry-10027564667.html