BOXandGAME+ちょっと箸休め

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こんにちは。格闘技(主にボクシング)と野球をこよなく愛するゲーマーです。ゲームはわりと下手です。相撲も好きかな。

武居とモロニーの試合は期待外れでした。

結果は武居の判定勝ち。キック上がりで、技術的にはまだまだだけどサウスポーでパンチが強くて硬い武居と、サウスポーが苦手で、武居の「パンチの強さ」を肌で感じて、更にはキック上がりの独特の間合いにびびって消極的になってしまったモロニーの眠たくなるような試合展開。武居は精一杯やったと思いますので(凡戦は)仕方ないと思うんですけど…モロニーにはがっかりですね。もう「これまでのキャリアは何だったの」ってくらいの動きでね。武居にボクシングのレッスンをするのではないかと期待していたんですけどね。それだけ武居がやりにくかったと言えば、それまでなんでしょうけど…それをなんとかする位のキャリアを持っていると思っていたので。


武居はやはり何かちょっと違うような…空間支配力というかね。独特の間合いの中で戦えているのが強みだと思います。これからどんどん防衛していく中で、強い相手も現れると思いますが…ある時期K-1を死ぬほど見ていた自分としては、このまま負けないでいてもらって…いつか天心とベルトをかけて試合してほしいなぁと思っております。


何はともあれナイスファイトでした。

そんなわけで、

二つ前のブログにて「亀パパの予想」っていうのを書いたわけですが…どうなんですかね。


その後、何も言ってないみたいですけど。

「ボクシングに関してはド素人よりは分かる」とお話をされていたようですが…どうなんでしょうか。


まぁちなみに「ボクシングド素人」の私は「8〜9ラウンド井上KO勝ち」と予想してたんですけどね…ラウンド数こそ外しましたけど、KO勝ちは当たったのですが…「ネリの勝ち」と言い切っていた亀パパは「ド素人以下」ということでよろしいですかね。


逆張りで注目を浴びようとしたのか…あるいは間接的に自分たち一家に対して批判的な言葉を発して、更には、無視を決め込む井上陣営に対して特別な感情があるのかはわかりませんけどね。いずれにしても格好のいいもんじゃないよなぁ…って思う次第です。どこまでいっても路線が違うんだから仕方ないんですけどね。そのうち何か今回の予想に対してもコメントをするとは思いますけど…そこで、なんて言うのかお楽しみっていうことで。

ダウンしたことを真っ先に言うのかな…やっぱ無敵ちゃうとか(笑)。

井上尚弥VSルイス・ネリ。

4団体統一Sバンタム級タイトルマッチ。

6ラウンドTKOで井上尚弥がタイトル防衛。


日本ボクシング界のレジェンドを二度も蹂躙した悪童と、日本の誇るPFP・モンスターの試合は、倒し倒され…「ボクシングの面白さ」が凝縮されたような、非常に見ごたえのある面白い試合になりました。


やはり、一番の驚きは、井上がネリをKOしたことよりも、井上がダウンをしたことでしょう。私もびっくりしました。しながら、ダウン後もしっかりと冷静に対応して、ネリに追撃を許さなかったことが大きかったですね。


さすがのモンスターも、4万人超えの大観衆の中、日本人にとって「特別な相手」であるネリを前にして、些か浮き足立っていたのかなと思いました。あくまで1ラウンドだけの話ですけどね。2ラウンドからは「いつものモンスター」が戻ってきて、そこから先は散々「いたぶって」からのKO劇でした。


井上は、初回のダウン以外はネリにほとんど仕事をさせなかったですね。あの独特の距離と角度からの振り回すような連打は、距離を取ったり、逆に密着したりで、打ちやすい距離を作らせずに対応、途中からは、もう完全に動きを見切って挑発する余裕さえも見せてました。井上に見切られた後のネリは、ディフェンスもほぼ「ざる状態」となり、面白いようにモンスターのパンチを被弾し続け、削られて、倒されての6ラウンドのストップとなりました。ネリはパワーと回転力で相手を飲み込んできた選手なので、得意の連打を封じられて、自身はもらい続けダメージ蓄積となると、もうどうしようもないですね。終わってみれば技術力の差はかなりあったと思いますね。もうちょっと肉薄するかと思ったんですけどね…まぁダウン取っただけでも充分凄いんですけどね…でもカシメロも含めて、こういうタイプの選手の方が怖かったりするんですけどね。いずれにしても…年間最高試合にノミネートされるような素晴らしい試合だったと思います。東京ドームに行った人たちは、きっと満足して帰ってこられたと思います。


次戦はサム・グッドマンということで、今度は技術の攻防が見られそうですね。


楽しみに待ちたいと思います。