酒と温泉の日々 -3ページ目

Usamiフェス行ってきた(^_-)-☆

今年で2回目となるUsamiフェスに行ってみた。
川口屋の川口さん・海風荘の森さんを実行委員長にして宇佐美観光会の皆さんが創り上げたイベントです。

昨年は3000名を越える方々が来場されたイベント、今年は夜の部を加えてさらにパワーアップした形になっていました!(^^)!

10時、森実行委員長の開会宣言?で開幕♪

委員長二人ともあっちこち走り回ってましたねぇ、お疲れ様です。
ほんと、物事の企画運営ってのは根気と体力が必要ですよね。

 
飲食をはじめ、様々なブースが出店されています。
地元宇佐美のお店から近隣市町の方々まで、朝からにぎわいを見せています!(^^)!

 
開会後すぐのステージイベントは地元宇佐美の城宿保存会の皆さんによる太鼓の演奏披露

 
自分は子供の頃に住んでいた町内の祭囃子くらいしか分からないので、新鮮な感覚をもちましたね♪

お囃子が終わると暫しステージイベントはお休み。
ちょいと海の方へ足を向けると大勢の子供たちが海に入って遊んでいます。

 

 
遠浅の宇佐美海岸は干潮になるとかなり沖まで歩いて行くことが出来ます。
もちろん、水際でも水深も引きもそんなに強くないので、小さな子供の砂遊びにも最適です。

「海デビューの聖地 宇佐美」
まさにそんな感じの光景が見渡せます。

 

 

11:45過ぎから、乱舞流南・伊東舞士童さんによる「よさこい」の披露

 

 

 

 

 

跳ねまくりです!
恰好よくもあり、妖艶でもあり息の合った演技、さすがですね!

 

 
その後はフラダンスチーム二組のショー。
小さい子供から大人まで楽しそうに踊っていましたね。

フェス公式カメラマンの土岐さん、真剣な眼差しで被写体を狙っています!!(爆

 

きよみダンススクールさんとシンガーソングライター島田須可子さんのコラボステージ
 
凄くサマになってるんですよね!彼女たち。
笑顔も絶やさず、絶対息が上がるようなパフォーマンスですが、難なくこなして笑顔。
素晴らしい!

 
伊東のオリジナルソングを発信し続けている島田須可子さん、傍らでは「車で来た」を強調し続けていた元ラッパ長。
小一時間もすれば一杯やってる姿...
我慢しきれずに車中泊決定呑み(w

 
Usamiフェスに合わせて企画された「青いかば」旅行社の長谷川さんによる宇佐美の徒歩ツアーも満員御礼だったそうですし、何よりも実行委員の方々の笑顔が充実感に満ち溢れていて良かったですね~♪

 
第1部から第2部への休憩時間、やはり海には子供たちの屈託ない笑顔。
満ちてくる汐を楽しみつつ後半戦を待っている子が多かったですね。

このフェスの最大の特徴なんだと思います。
子供たちでも安心して遊べる宇佐美海岸、もっと知って広めて足を運んでくれるようになるといいですね!!
そして、この海岸をいつまでの澄んだままにしていってもらいたい...

実行委員の皆さんも出展者の皆さんも、とても大変な一日だったと思います。
そのご苦労・努力が大勢の人に笑顔をもたらした...

民間主導のイベントにこれだけの方がいらっしゃる。
行政もイベント企画に民意をもっと反映させる・見習う・マンネリ化しない様なスタイルを構築して行ったらいいですね。

来年の事はまだ聞いてませんが、絶対継続しパワーアップし続けてほしいイベントでした!(^^)!


Usamiフェス

明日26日(日)は伊東市宇佐美の留田(とまた)地区でUsamiフェスと言うイベントが開催されます。


様々な飲食ブースや物販、太鼓やダンスなどが繰り広げられるとの事ですよ。
でもって、第2回の今年は第2部として夜の部もあるそうです。
お出掛けになってみてくださいね~

会場は宇佐美とまた浜辺公園一帯です(国道135号線亀石峠方面の次の信号を右折)
駐車場の用意があるそうですが、こういう時は公共交通を使いたいですね。

JR宇佐美駅から徒歩10~15分程度です
伊東駅から東海バス宇佐美港行き「留田橋」下車すぐです。(伊東駅より約19分280円)
(宇佐美駅からは宇佐美幼稚園から乗車出来ます。約4分160円)

伊東駅発宇佐美港行き時刻表

宇佐美幼稚園発宇佐美港行き時刻表

留田橋発伊東駅行き時刻表


JR宇佐美駅下り(伊東方面)時刻表


いちご・おもちゃ・たま、そして帰路へ

休暇最終日後半

加太から和歌山市へ出るとすぐにJR紀勢本線に接続

105系2両編成のワンマン列車。
和歌山~和歌山市は本線ながら支線のようなローカル色濃い路線。
こいつが一日行ったり来たりしています。

JR和歌山駅から、和歌山電鐡貴志川線に乗換えます。
専用ホームへ向かう地下通路からの階段には...

可愛らしいネコの絵がいっぱい掲げられています。2006年に南海電鉄貴志川線を引き継いだ和歌山電鐡。岡山の岡山電軌の100%出資子会社。
大手私鉄の一支線から、中小企業の一路線になり再出発しましたが、それはそこ。
様々なアイデアで鉄道に興味を示すべく活動がなされています。

 
車両は南海時代の車両が無償譲渡され2270型が6編成在席する。
現在も南海時代のカラーを纏う編成が3本ある。
貴志川線の未来を守る会を中心に鉄道利用促進や改善提案を行い、常に良い方向へ向かうよう協議がなされている。

 
終点の貴志駅まで乗り通す。
駅舎は数年前に建て替えられ、カフェ併設のネコをモチーフにした建物になっている。
これは元々、貴志駅売店で飼われていた三毛猫の「たま」の功績からでもある。

 
現駅舎になってから、こんなオフィス内に入ってしまい、撮影するにもガラス越しで写りが...
周りを拾ってしまって残念な感じですわ(-_-;)
しかし、大陸系の観光客がツアーか何かで大挙して、フラッシュ禁止の表示に目もくれずバシバシと撮っていたのが...無人駅故、その辺の管理が難しいですが、ネコに悪影響あっては今後が大変ですよね。

たま」駅長の勤務は16時まで。
時間を過ぎると裏方へ消え、このガラス窓の部分も扉が閉められてしまいます。

もちろん、ここには住んでいないので連れて帰られるわけですが...
駅長勤務時間後の電車で大半の人が居なくなるとですね...


な!!
あれ???
はい、表に出ています(w

ご近所の方々が談笑しているベンチに、飼い主さん?がゲージから出して来ちゃったじゃないですか!

和歌山電鐡の社長代理とか喜志駅駅長とか色々役職付けられていますが、昔のように自由にもてはやされて居た方が気分良さそうです。

残ってて良かった~♪
ガラス越しじゃなく自然体の「たま」の姿を撮らせてもらえました(^_-)-☆

 
「たま」が出てくるのを待っていた訳ではなく、次の便が「いちご電車」の運用だったからでした。
「たま」は予想外でした(^^ゞ

 

 

この「いちご電車」は和歌山電鐡へ移管された後に既存の電車の内外装を喜志駅付近の産物でもある「いちご」をモチーフにしたものに改装した電車です。
単なる通勤型電車を少し弄って、雰囲気が全く異なり子供たちに人気が出るものに変えてしまう。
さすがですね。
地方私鉄の財政状況を鑑み、1100万円ほどの改装費でお客の心をつかみ、且つ遠方の方々が乗ってみたいと和歌山を訪れ、地元では子供が乗りたいと親にせがむ。
ちょっとしたキッカケで鉄道に少しでも乗ってもらえる環境創りに着手し、現在では「おもちゃ電車」や「たま電車」も登場、同じ志向ながらもそれぞれ意匠が異なるため、あれも乗りたい・これも乗りたいと何度も足を運ぶ事が出てくるようになる。

鉄道従事者も今までは「乗せている」と言う感覚があったかも知れないが、今は「乗って頂いている」に変わっている様な接客ぶりが見てとれる。

16:28発の「いちご電車」で和歌山へ戻る。

これで今回の旅の訪問予定先を全て消化。あとは和歌山ラーメンを食べて帰るのみ。
和歌山駅へ着いて、和歌山電鐡の駅員さんにこの辺でお勧めと言うか、自分が行くならどこ?と言った質問をして教えてもらった店へ。

 
駅から徒歩5分するかしないかの「和歌一ラーメン」へ
昔ながらのラーメン屋な飾りっ気ない店内。オヤジさん、こんな早く来る客が珍しかったらしく、暖簾出してはいるものの仕込みをしていた(w


和歌山ラーメン♪
豚骨醤油、茶褐色のスープは本来の和歌山中華そばって感じですよね(^_-)-☆
少し手を加えたり基本が無くなっている??な店があるなかで、懐かしいと言うか本道な和歌山中華です。
「ちょっとスープ若いかも知らん」とオヤジさん。
そんな正直なところも◎ですな!(^^)!

 
17:47発「くろしお28号」に乗車します。
381系いいねぇ~♪
この電車、新宮を14:28に出発して走り続けているわけで、和歌山の時点で3時間20分近く経っています。長距離ランナーです!


新大阪から名古屋まで「のぞみ52号」に乗車。1時間ちょいなので車内では大人しくします(w

 
名古屋からは熱海に止まる最終の「こだま」に乗車します。
ホーム売店のお得セットなるものに目が行ってしまい....

新幹線各駅に止まり、新富士に着くか着かないかの頃に雨が降り出します...
4日間で雨に降られたのはこれが最初で最後。
伊東に着く頃には止んでるかな??と淡い期待をもち熱海で伊東線に乗換えます。

 
熱海駅1番線
22:40発の伊東行きが止まっていますが、雨脚は弱まる気配を見せません。
このホームに上がると何故か安心してしまいますね(^^ゞ

定刻に発車して伊東に23:02着。

残念ながら雨は止んでいません。

荷物もあり、カメラなどの濡れてはいけない機材もある事からタクシーで帰宅。
何だか、このタクシー運賃が一番高く感じましたね(^^ゞ



バースディきっぷ3日間と和歌山、4日間の休みで急ぎ足で回る旅でした。
各地でお会いした方々、本当にありがとうございました!(^^)!

記録と記憶を整理しつつ、今回の旅を総括しちゃいます。


1.やはり人と会う・話すのは旅の醍醐味
2.モノより思い出、実際に行ってみなければ分からない事だらけ
3.情報は現地でつかめ(情報誌やらサイトに見られない旬なネタがたくさん)

遊びながらも勉強する事が出来る旅、いいですね!(^^)!


加太・友ヶ島(沖ノ島)の歴史に触れる

旅行最終日も清々しい朝で迎えました♪

 
6:30前に起床して大浴場へ。
昨夜とは異なる浴室に変わっておりました。
眼下には加太の漁港と海、ちょっと曇ってますが今日一日はお天気大丈夫そうとの事です!(^^)!

 
お宿のすぐ隣と言ってよい距離に淡嶋神社があります。
全国にある1,000を越える淡島(嶋)・粟島・淡路神社の総本社で長い歴史を持つ。
人形供養でも知られ、境内には無数の人形が納めれている。

 
淡嶋神社のお隣には登録有形文化財の吾妻屋旧本館がある。
残念ながら館内公開はされていない。

40分程度街中を歩いてみたが、朝早くから釣りに来る人の姿も多々みられた。

 
宿に戻って朝食です。
3年ほど前に改装したという食事処はオープンキッチンがあり、夕食時は調理人の仕事を目の当たりにしながら食事を楽しめそうですね。
特筆?すべきは店内に生簀があり、魚介類が活き活きと泳いでいましたね。

 
朝食はハーフバイキングスタイル。
予め何点かお膳に用意されており、あとは自由にカウンターから取ってくるのですが、何と何と約60品目が用意され、しかも身体に優しい食材がほとんど。
朝ごはんからして気を使っています。

 
温泉蒸し野菜、これは我が町でも出来ますね♪

 色々と手を出すと...結構な量になってしまうので気をつけましょう(w


真希美若女将、お世話になりました♪
ロビーでちょいちょいお話させて頂いていると、友ヶ島のパンフレットがあり、中を覗くと旧海軍の施設跡やら第二次大戦まで使われた戦時施設の跡が...
またまたここで予定変更して友ヶ島へ行ってみることに(^_^;)
運よく団体さんの利用があり10時発の増発便が出航するとの事!
利用させて頂きました♪

 
加太港と友ヶ島(沖ノ島)を結ぶ「ともがしま」は友ヶ島汽船が運航している。
かつては島の観光開発に南海電鉄が関わっていた事があり、その時代は関係会社が運航していた。その後、南海グループが撤退し紆余曲折あり今に至っている。

 
友ヶ島は瀬戸内海国立公園に属している地ノ島・神島・沖ノ島・虎島の4島の総称
そのうち友ヶ島と虎島は明治期に大阪湾へ侵入する外国艦隊の防衛最前線として要塞が築かれたところ。
第二次大戦終焉まで、一般人の立入が許されていなかった軍用島であった。

上陸してすぐ出迎えてくれるのは、かつて島にあった大砲から打ち放たれた砲弾。
8インチ砲の砲弾、こんな大きいんですね(^_^;)

 
島内は案内看板が多数出ているので目的に合わせて容易に進むことが出来るが、全ての道が土道。昔の軍用道路がそのまま使われている。
距離表示はあるが、このような道なので舗装路を歩く時間間隔以上に時間が掛かる。

  


まず向かったのは探照灯跡
夜間航海する敵艦を発見する目的で造られた施設ではないかと思われます。
非常にこじんまりとした施設で、中央部に四角の穴が開いていて、おそらくここに照明器が据えられていたものと思います。
照明電源をどうしていたのか...
途中、碍子の付いた木柱らしきものを見たけど、それがそうだったのかな?

 

 

 
第3砲台に隣接する将校宿舎跡です。
煉瓦造りの外観に瓦屋根と和風内装、何ともミスマッチな佇まいです。
一番最後の画像は発電所跡です。
こんな辺鄙な島によくこれだけの煉瓦を運び込んだものですね。

 将校宿舎のあるところから一本のトンネルがあります。僅か数メートルのトンネルですが、奥にはさらに煉瓦造りの施設が見えます。

 
森の中にひっそりとあるこの施設、砲弾支庫です。
この第3砲台は島内6か所の砲台の中で最大の施設だそうです。

 

 
8門の大砲に供給する弾薬を保管していた弾薬庫、物凄く広いです。
小窓の奥も通路があり、全ての庫に繋がっています。
時折、上空を飛行機が飛んでいきます。
中にいるとその音が余計に響き、不気味な印象を与えます。

 
この細い通路を抜けると...
砲座跡に抜けられます。
一ヶ所に2門の大砲が据えられそれが4組計8門の砲座あります。
一つの砲座の直径は3.5m、そこに28cm砲が据えられていた訳です。
ここは山頂からちょっと低い程度の場所、よくここまで資材を運び上げ組み上げたものです。
(竣工明治25年・砲台設置明治28年)

各砲座間もトンネルで結ばれています。
砲座部分は水が溜まってしまい、内部構造が見えなくなっているのが残念です。

 
第3砲台の脇には関空の管制施設があります。
この施設建設に伴い、島にあった自家用発電施設では電力供給が追い付かない為、海底ケーブルで本土から電力供給されるようになったそうです。
それまでは夜の10時に発電設備が止められていたんだとか。
平成になって常用電力供給された島...凄い!

 
第3砲台から山を10分ほど下ると第5砲台の跡に出ます。
小規模な砲台のように伺えますし、水道施設の様なものが取り付けられており、ちょっと大事にされていない感じを受けます。

 
沢があったであろう場所に水槽が造られています。おそらく沈砂池の役目をしていたのでしょう。そこから石造りの水路が何本か道沿いに造られています。
水と食料の確保、これが離島では生命線になりますね。

 

 
旧海軍聴音所跡
この施設だけが海軍の施設です。
潜水艦などの音を感知し情報発信するための施設だそうです。
かなり風化が進んでいて、鉄筋がむき出しになっている箇所がみられます。
あまり長くもたないかも知れない...

 
続いて向かったのは友ヶ島灯台
明治5年に日本で8番目に造られた洋式灯台で、何と今も現役、しかも光度190万カンデラは全国2位の明るさだそうです。


友ヶ島灯台の周辺一帯には第一砲台跡が広がっています。
大半の部分が立入禁止にされていて、全容を見る事が出来ません。

 

 

 

 
第一砲台から徒歩10分程度のところに第2砲台跡があります。
ここは他の砲台とは異なり、海に面し堂々とその姿を表しています。
それが故か、第二次大戦後に連合軍によって爆破処分され、半壊状態になっています。
加えて浸食により海側から崩壊が進んでいて、全面的に立入禁止になっています。
港から近く、その全容がはっきり見られるだけに残念ですね。

ここで初めて「若い」人を見ました(^_^;)

 
港へ戻る途中に煉瓦造りの建物が見られました。
随分と堅牢なつくり

港へ戻ってきました。
3時間近く歩きとおしたので水分補給...

ハッ!!た!高い(^^ゞ
島料金...ですか。
う~む(^^ゞ

 
13:30発の船で島を後にします。

急ぎ足で回ったので、まだまだ遺構はたくさんあるはずです。
船の時間との闘い...がなければ(w
意外と速力の早い船(33km/h)です。
また機会があれば訪れて、じっくり散策したいですね。

 
港から駅まで徒歩で10分強です。
街中には煉瓦造りの倉庫や道標など古いものが結構見られます。
歴史ある街なんですね、加太。

 
南海電鉄加太駅
明治45年に加太軽便鉄道として開業した路線で昨年開通100周年を迎えた。
2両編成のワンマン列車が和歌山市駅と加太駅を往復している。
14:26発の列車で加太を後にする。



バースディきっぷで四国を旅する(その3)

5月15日
いよいよ四国最終日です。
なぜか??
はい、バースデイきっぷの有効期限が3日間だからです(w

 
泊ったホテルは激安で、何と言うか一昔前のビジネスホテルの様なところでした(^_^;)
まぁ、この日は寝るだけだったので文句なしですが(w
朝食付きで料金的に期待していなかったんですけどね、ちゃんとしたサンドイッチにコーヒーが出てきてビックリ。
ホテルの1階は喫茶店をやっているようで、そこでの朝食でした。

チェックアウトしてまずは高松城址へ。
残念ながら天守は既になく玉藻公園として整備された公園の中に幾つかが現存するのみで画像の艮櫓など重要文化財に指定されているものもある。

 
艮櫓の脇の堀を入れて琴電を数本撮影。
ここは琴平線と長尾線が交互にやってくるので列車本数もかなり多い。
琴電の始発駅は「琴平築港」駅。JR高松駅から200mほど離れた場所にあり、アクセスが悪い。
無駄に広い駅前広場的な部分に単線でも良いのでJR駅正面まで延伸させた方が更に利便性向上に繋がるような気がしないでもないが...
色々再開発や高架化などの討議はなされているようだが、実現に向けては難しいようですね。

 
琴電の電車は路線により塗り分けを変えていて、初めて利用する方にも分かりやすい。
琴平線の電車は腰周りが黄色で統一されている。
琴平線と長尾線の車両工場が仏生山駅に隣接している。
琴電名物?デカ1型もここで見る事が出来る。

 
沿線は高松を軸にしたベットタウンと言うべきだろうか、結構沿線人口もあるようにみられる。
7時~8時台の通勤通学時間帯は増発や増結が行われ列車も頻繁運転になる。
日中も含め全列車がツーマン(運転士と車掌が乗務)での運行で、大半が無人駅のため、各駅でホームに降りて改札を行う姿が見られるが、車掌のみならず運転士も行っており、あまり見られない光景な気がする。

 
滝宮駅は琴平鉄道が暫定開業した大正15年に建設された駅舎を今も使っている。
非常に綺麗に手入れされている。
駅前駐輪場は地方の中間駅らしからぬ多くの自転車で埋め尽くされている。
こちらで言えば伊東駅並の数じゃないか??

琴平線は時間的ここで折り返す事にする。

 

滝宮9:03発の電車で瓦町へ戻り、志度線に乗換える。
志度線のラインカラーは赤、2~3両編成の電車が日中は1時間に3本、20分間隔で運転されている。
琴電屋島駅で下車して、今日のメインを見に行くことに♪
駅前通りから屋島山頂に向けて山の一角が切り開かれているのが見える。
これが9年前に廃線になった屋島ケーブル跡。

 
屋島ケーブル
昭和4年に開業した観光地屋島への登山鉄道(ケーブルカー)。
戦時に不要不急路線として一時運休したが昭和25年に再開した。
平成16年に10月に廃止され、以降放置状態にある。
登山口駅も変電所建屋も老朽化が進んでいてる。

 

搬器は戦後の営業再開に際して造られた(昭和25年製)古典的なもの。
開業後、大規模な改装も施されることなく廃止を迎えた。
今年1月に山上駅に留置されていた2号が安全対策のため登山口駅に降ろされた。
2台の搬器が連なって置かれている。

 

搬器のワイヤーは切断されているが、架線や通信線などの架空線はまだそのまま残されていた。
屋島ケーブルは最終運行日に電気系統のトラブルが起こり、終日運休と言う悲しい結末を迎えた。最後の最後まで運の無い鉄道であった...

 
車内には手づくりの団扇が残されたまま...
廃線跡を見上げる。市はここを登山道として整備したい考えをもっているようで、実現すれば鉄道施設も無くなってしまう可能性も高い。

再び琴電屋島駅に戻り10:41発の列車で終点の琴電志度駅へ
11時を回って少し小腹がすいて来るってもんで(w

 
駅員さんに聞いたところ製麺所のうどん屋がJR志度駅の隣にあると♪
ありました牟礼製麺!

 
へ?
何ですかこの安さは!!
なるほど、学生さんや作業員のおっちゃんがゾロゾロ入って行くわけだ!
でもって大盛りを頼むわけ。っても大盛りにしても70円足すだけ♪
そりゃ行きますよ!月見の大盛り(w
太い腰の入った麺はムッチリムチムチ♪
歯ごたえバッチリに薄めの出汁に生姜がバッチリ!
ズズズッと平らげて待ち客為に席をあけます。
こんな安いなら気軽に寄れますなぁ(伊東にも出来ないかなぁ)

 

再び志度線に乗車して車庫のある今橋で降ります。
志度線は琴平線等と線路が繋がっていないため、独自の工場をもっています。
今橋から瓦町まで一駅、線路沿いを歩いてみると、うどん130円の文字に店先で席が空くのを待つサラリーマンの姿。
ん~、さっき喰ったばっかりで入らない...
どんなうどんか見てみたかったですねぇ(^_^;)

 

瓦町から今度は長尾線に乗ってみます。
ラインカラーはグリーン。同じ型の電車でも色分けされるだけで結構印象が変わりますね。
ちなみにこれ、京浜急行の中古車です。
終点の長尾駅も立派な木造2階建ての駅。琴電の駅舎はみな綺麗に整備されています。

 
すぐの電車で折り返します。
沿線は特にこれと言った特徴もなかったのですが木太東口駅で降りて、一本撮影しようと街歩き。
すると...うどん(w
店先のカブの荷台には屋号を焼印した麺箱!
これは!と思い立ち寄ります(^_^;)
時間にして14時、3時間も経てば少しなら入るでしょう♪

 
天野製麺所さん
店の裏手が製麺所のようです。
老夫婦が店を切り盛りしていました。
「きつね」にしてみましょうか...

と出てきたきつねは(・_・;)
あの、大きいんですけど...
やばい(^^ゞ

半分くらいで十分じゃ??と思うお揚げが(汗
スープはイリコが効いた醤油ベースの優しいお味。
クドクなくていいですね~♪
揚げはしっかり甘辛く味付けられています。
このギャップがよいアクセントです。
完全にやられた(w

木太東口駅に戻り、駅撮りで進入してくる列車を撮って終了!(お手軽じゃん)
築港駅経由でJR高松駅へ向かいます。

 
JR高松駅は立派な建物になっていました。
県庁所在地駅で昔のままなのは松山だけになっちゃいましたね(^^ゞ
この無駄に広い広場へ琴電を乗り入れさせてしまえば...ねぇ。

宇高連絡船時代から四国の交通の要所だった高松、今は本四連絡線で毎時2本の快速マリンライナーが岡山と結んでいます。


昼飯に割いていた時間が余りにも短く済んでしまった事もあって、予定より早い列車に乗る事が出来ました。
高松15:12発の「うずしお17号」に乗車して徳島へ向かいます。

 

1時間7分で終点の徳島へ。これで四国4県全てに足を踏み入れた事になります(^^ゞ
駅横には徳島運転所があり、無数の車両が留置されている。

 
各地で運転されるトロッコ列車の姿もここに。
直近だと瀬戸大橋を走ったみたいですね。


四国最後の地は徳島。
徳島と言ったら徳島ラーメン。
徳島ラーメン...今日は何食を麺にするのだ??(^^ゞ
駅からすぐにある徳島ラーメン「麺王」へ

 
昭和な佇まいの店内♪いい雰囲気です。
でもって...生ビールで締め括っての麺!
あぁ、生卵忘れた(爆
ストレート細麺に醤油豚骨がよく絡みます♪
臭みもなく非常に好み!うん、やっぱりラーメンだ!(爆

 
さてさて、いよいよ四国から離れます。
徳島駅前のバスターミナルは徳島市営バス・徳島バス・小松島市営バスの3社が路線を展開し、さらにJR西・四国をはじめ多くの高速路線バスが発着していました。

鉄道で戻るのも一つの手ですが、ここはあえて...
17:40発の市営バスに乗ってフェリー乗り場へ向かいます。(市営バスで25分200円)
着いたのは南海フェリーの徳島港フェリー乗り場。
ここから和歌山へ船旅です♪

 
徳島港19時発となるフェリーが18:35に入港してきます。
和歌山からの乗船客・車を降ろし船内整備の後、18:45過ぎから乗船です。
船体には南海フェリーのキャラクターが描かれていました!(^^)!

 

 
2600総トンのフェリー「つるぎ」で和歌山を目指します。
座敷と椅子席とがありますが、船旅と言えば座敷にごろ寝ですよね♪
缶ビール1本飲み干して軽くうたた寝しちゃいます(^^ゞ

 
20:55過ぎくらいから和歌山港そして和歌山の街灯りが見えてきます。
こんなくらい時間帯での操船・受け入れ作業、大変ですね。
ターミナルを出ると今宵のお宿さんのお迎えが...
ありがたや~♪

 
お世話になったのはFBでお知り合いになった若女将のいる宿、加太淡嶋温泉 大阪屋ひいなの湯
お一人様プランも公式サイトに出ているので、温泉浸かってゆっくりしたい方は是非どうぞ♪

 
荷解きしたらやっぱり温泉♪
加太淡嶋温泉はナトリウム—炭酸水素塩・塩化物温泉でございます!(^^)!

 
源泉温度が低いので加温循環になってしまいますが、すべすべのいい湯でございました♪
この日もチェックインが22時前でしたので...
ゆっくり湯に浸かって湯上りビール呑んだら知らない間に布団の中でした(^^ゞ

さていよいよ休みも残すところあと一日。
遊んでいる時ってのは時間が経つのが早いですね(ー_ー)!!

はぁぁぁ(^_^;)