個人的に興味深いニュースがあったのでブログに。
「イソジン」で知られるうがい薬を国内で販売しているのは明治グループで、
その明治が2016年3月をもってイソジンの販売権利を手放すそうです。
なぜ!?
そもそも「権利」って??
とか思いながら調べてみました。
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>うがい薬の代名詞である「イソジン」ブランドを、
>明治ホールディングス傘下のMeiji Seikaファルマが
>2016年3月に手放すことになった。
>
>50年以上育ててきた主力ブランドに別れを告げる。
>イソジン商標を持つ米国の製薬会社ムンディファーマが、
>明治とのライセンス契約の解消を求めたためだ。
http://toyokeizai.net/articles/-/97450 より転載
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なんとなんと!!
そもそも明治が開発したものじゃなかったとは。
アメリカのムンディファーマってとこだったんですね。
でもこんなに長年ヒットさせてきた明治を、何故日本の販売からおろすのか!?
と思ってまた調べてみました。
日本にも株式会社ムンディファーマがあり、
明治や塩野義製薬など、様々な企業と
色々な薬品を開発・販売してきたようで、
イソジンは明治に独占販売を許容していたってことですかね。
それがここに来て、様々な大人の事情で明治ではなく
塩野義製薬に販売してもらうことになったと、こういうことのようです。
権利を持ってる組織が誰に売ってもらうかを決めるのは当然のこととはいえ、
明治が生んだイソジンのカバが消えてしまうのは寂しいなぁ。
と、思ったら、今度はカバの使用で揉めてた。笑
うがい薬の「カバ」、明治が使用差し止めの仮処分申請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000053-asahi-soci
たしかに、これはちょっと明治の気持ちもわかる・・・。
左:明治が長年販売してきたイソジン 右:塩野義製薬が売ろうとしているイソジン

カバを変えたくないなら明治のままにするか、
塩野義さんと組むなら他の動物にするか、
礼節としては、どっちかにすべきだったんじゃないのかな…。