君との生活は本当に楽しかった。
いつも一緒にいたねっ。
学校から帰ってくると、どこか遠くまで遊びに行っていた貴方は、何故か私の足音がわかるらしく
走って帰ってきて足に絡み付いて。
塾から帰ってくると自転車の音がわかるらしくて、走って帰ってきて自転車で引きそうになったことも何度もあったねっ。
お風呂も一緒に入ったね。
お風呂に入っていると、扉の向こうで鳴いて、扉を開けてあげると風呂釜の上に座って
私が出るまでジーっと待っていて、ちょっと意地悪して、扉を開けてあげない時も
足ふきマット?の上で座って待っていて。
君がお風呂に入れる係りは両親で、君はお風呂から出てくると一目散にストーブの前に行って
乾かして、私にタオルで拭いてもらって。。。
寝る時も夏は足元、冬は、首筋から布団の中にもぐってきて、朝まで一緒に寝ていたよね。
君を潰さないように、寝返りをうたないようにしたり、結構大変だったんだよ。
ゴロゴロと喜んでいる君がかわいくて、そして首筋の隙間から入ろうとする君が
くすぐったかったけど、妹のようで、本当に家族の一人だったね。
でも、きっと君は私の「姉」だと思っていたんでしょ?
貴方が家に来て、本当に色んなものを捕まえてくるから、母がいつもぎゃーぎゃー言っていたね。
ハト
ツバメ
スズメ
コウモリ
ヘビ
トカゲ
ネズミ
などなど。。。
本当に我が家は君が捕まえてきて傷つけちゃった動物のちょっとした病院になっていたねっ。
父親が、傷ついた鳥とか見ると、すぐにアカチン持ってこいって、羽を真っ赤にして治療して
包帯巻いて。。。
誇らしげに銜えて帰ってくる貴方。
でも、みんなに叱られてしまって。。。(笑)
君は優しい子だったね。
野良猫の「たま」(この頃から何でも名前をつけていた私)を家に連れてきて
自分の餌をわけてあげたり。。。
「たま」がある日、病気で畑で倒れているのを見つけて、お墓を作ってあげたんだよね。
君にはその時、「死」って意味がわかったのかな?
家が留守の時はお隣さんの家にお邪魔して、ご飯もらったり、おばさんと一緒に過ごしていたり
君は、ご近所付き合いも上手だったよね。
でも、決まっておばさんの家だったけど。
ホンと、話すときりがない、我が家に笑顔を運んできてくれた君。
君との出会いが、我が家に笑顔を運んできてくれたんだ。
君との思い出は今でも宝物です。