技術者になりたいと思い、学生時代に勉強し
必死になって努力した結果、自動車関連企業に
見事入社できた若者が、当面の仕事がないので、
技術者ではなく新しいサービスの売り込みの
担当をしているという場面に出会いました。
つまり車の業界で、技術者として一旦、
大企業の癖で、と言うか、例年そうしてる
と言う習慣でというか、様々なしがらみで、
雇うことをした会社なんだけど、
(学校との関係とか下請け業者との付き合いとか…)
その仕事自体が会社としては、
先行きが怪しくなってきたので
技術者募集と言う括りで、人は取ったけど、
やってもらう仕事はセールスであると言う……
事なのでしょう。
例年50年、20人ずつ技術者をとってきた
と言う実績があったので、今年も技術者として
20人の新人を取ると言う判断をしたが、
経営者がよくよく検討してみたら、
実際には技術者は、そんなに必要ない
と言う事実を、或いは判断を、
会社がリクルートする当初は、
できなかったと言うことになります。
自動車業界は電動化電子化が進み、
ものを作るって言う業務が
電子化によって日々、減ってきています。
なので今までのようにものづくりに関係する
技術者が必要なくなってきていると言う
事実があるのです。
SDGsとの絡みもあって、ここのとこ、
声だかに叫ばれている、省人化・効率化。
本当にすべき事は、ちょっと立ち止まる事。
何でもかんでもでは無い筈。