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再開した飯山線を見に行ってきた!

先日見に行ってきた 中軽井沢駅 につづき、
飯山線((長野から)森宮野原まで)も見に行ってきました。

3月の地震で一部が崩れて不通になった後に復興・復旧して再開した飯山線
崩れ流失したとされていた場所は、見事に再生していました。
実はあの近辺は、トンネルが続く区間でもあったのですね。
ちなみに、飯山線の線路の大半の区間は、木まくらぎですが、この復旧部分と思われるあたりは、さすがにPC化(コンクリートまくらぎ化)されていました! OK!!
森宮野原駅に着いてみると、ホームが立派に!ここも実はかなりダメージを受けたと言われてましたものね。通路面がきれいに(つぎはぎでなくて本当にきれいに!)舗装されたりしていました!
沿線を通りながらみる限りでは、震災の影響はほとんど感じられない(平常の)ように見えました。
それでも、森宮野原駅とその周辺で見ると地面がずれたりひび割れした状態などを見ることにもなって(立ち入り不可の紙を貼った建物が本当に存在した)、
やっぱり、かなり地震の影響は受けたんだ、というのを知るところとなりました。
帰りの列車までの間(1時間20分近く)、駅からほど近くに立地する食堂にて夕食。
(スミマセン、お金も十分にあるわけではないのに通常の定食にビール(生ビール・中)まで食しました・・・。)
帰りの列車、夜19時半過ぎ発(始発ではなく十日町方面からの直通)。戸狩野沢温泉駅まで乗っている人・新たに乗ってくる人、私のほかに誰もいませんでした。
この時間帯で乗る人がいないのは・・・確かに、深刻です、飯山線。

☆★☆

(飯山線は長野(実際には豊野)から飯山・北飯山と戸狩野沢温泉から津南付近までの間にスピードを極端に抑えられてしまう区間が多すぎて、線区の業績と沿線の発展を大きく阻害してしまっているようずっと思っていますが、今日往復してあらためてそう思ってしまいました。
何といっても、細かいカーブが多すぎるのです。千曲川べりを通るとはいえ、地形の不利だけとはいえないような悪路的路線になっているように思えます。
そしてこの悪条件のまま、もう何年も(少なくとも三十数年)経っているんだもん。
どんなに風情のある線とされていても、生活移動利用でこの遅いまんまの状態を強いられ続けるのは、苦痛(退屈)で、飽きがきます(乗り続けるのが嫌になってきます)。
のろさは、赤字の大きな原因です。
生活利用で便利でなければ、観光名所路線としても成り立ちません。
道路が、刻一刻改良されて、より高速にスムーズに走れるようになっているのをみるにつけ、
鉄道のほうも、小さな改良を重ねていって乗車ストレス(乗務員の運転ストレスでもある)の小さい線にしていってくれるのを願うところです。
さしあたりは、駅を着発するときの極端な速度制限を無くせるよう出入り口のカーブをゆるくなめらかにしてほしいものです。
そしてやっぱり、極端にスピードを落とさなくていいようなくらいまで区間のカーブを緩やかに改良してほしいものですね。
(↑道路の大胆な付け替えと同じように、所によっては別の場所の用地取得なども必要になると思います。))