2024年5月18-19日に開催された、Mammutmarsch 100kmの記録、後半です。

今回は、ファーウェイの区間記録がアプリで取得出来ないので、大体の時間と補給の記録を、写真と共に振り返りたいと思います。

1:00頃 60km VP3を出発。

出発して今回は通らないかもと思っていた、シャルロッテンブルク宮殿を通過。

前回のマラッシュでは、ここに大規模エイドがあって、ホットドックの提供やエナジージェルの提供まであって、歓喜したものでした。

ここに来て歩くペースが遅くなって来ました。

時速5km/hを保つ為には、ペースを12'00"/kmまでに抑えなくてはならないのに保てない。

この辺りから13'30"-14'00"/kmと、時速4km/hにダウンする。

辺りは真っ暗で孤独であります。この辺りから、ブツブツ唱えながら歩き始めることとなります。

森や小道に入ったらこの暗さですよ。

これ、大会で常時見守っている方々が前後にいるから歩けるけれども、独りで夜間歩行とか、絶対無理だわ。

3:00過ぎ　オリンピアスタジアム

聖火台も立派なオリンピアスタジアム出現。

これはテンション上がります。

このマラッシュと近い時期の5月初旬に、オリンピアスタジアムがスタート＆ゴールのS25というマラソン大会がありまして、いつか出てみたいと思っております。

今年はマラッシュに専念したかったので、出場を見送りました。

3:15頃 70km VP4

オリンピアスタジアムのすぐ裏が、エイドでした。

寒くなってきたので温かいものを口にしたいが、コーヒーは飲みたくない。

そしたら、コンソメで煮たクスクスが提供されていたので、頂いて来ました。

左は私の大好きなデーツ。

前回のマラッシュでもデーツには助けられたので、大量に持ってきて、数粒頂き、残りはミックスナッツと共にお弁当箱にしまいました。

食べながら勿論、スマートウォッチの充電も欠かさずに。

他には朝方にお腹減るかもとバナナを1本頂戴しました。

ここではジャージの下をキュロットの下に履き、脚を温めて、手袋で更に防寒することにしました。

特に脚は冷やすと攣るキッカケなりますからね。

結果、この対策は大成功でした。

特に手袋パワーは凄かった。

お陰で寒さに凍えて歩く者も多い中、快適に進む事が出来ました。

4:30

そろそろ夜明けですね。

5:00

完全に夜が明けました。

ここでお腹が減ったので、エイドで貰ったバナナを頂きました。生き返りました。

その後、周りの者達が一斉にバナナ食べだしたのは、負傷記録に書いた通り。

ペースは15'00"/kmと、ギリギリ時速4km/hを保つレベル。

なのに、周りはそれ以上にペースダウンしていて、この頃はぐんぐん抜かして先頭に立つ機会も多く、ルート取りが面倒でありました。

明け方は皆さんお疲れ気味だったのですね。

6:00過ぎから、トイレに行きたくて、でも次のエイドは85km地点で、予測到着時間が7:30だし、キツイわーというのも、歩速を速めた要因だったかも知れません。

80kmの看板見えても、後5kmは現状のペースで1時間以上歩く計算ですからね。

そして、ようやく、ようやく念願のエイドにつきました。

7:15 85km VP5

歩行時間ちょうど20時間経過。この頃までは、頑張って時速4km/hを保っていたね。

トイレに駆け込み、ジャージの上下を脱いで、基本装備にウインドブレーカーのみの恰好となりました。

エイドでの温かい食事の提供は、ミルヒライス(ミルク粥)でしたが、私は苦手なのでパス。

代わりにチーズサンドイッチときゅうり、そしてお弁当残りのパイをコーヒーと共に頂きました。

勿論、今回も食べながらスマートウォッチの充電をします。

10000のパワーバンクで、携帯1回フル充電、スマートウォッチ3回充電でなんとか持つレベルの電力でした。

バナナは道中のお供に再び頂戴しました。

後は、水ボトルに再び経口補水液の粉を入れて、最後の電解質＆カロリー補給の命綱としました。

この粉で207kcal摂取出来ますので、貴重なエネルギー源です。

経口補水液の粉は2袋分持参したのですが、もっと持参すればよかったと後悔するくらい、滅茶苦茶助けられました。

足りないから、途中でアイスティーで薄めて、残り少ない経口補水液をだましだまし飲んでおりましたが、効きが全然違うのです。←当たり前！

やっぱり電解質は大事！！！

そして消炎軟塗って、万全を期して出発したのに、出発早々右膝激痛のアクシデント。

応急処置でテーピングして、多少マシなりましたが、エイドの救急で巻いて貰えば良かったと少し後悔。

その後、歩き方を変えて、膝の痛み緩和を図ったのは、過去記事の傷病記録通りです。

『(経過報告)Mammuarsch 100km Spur der Verletzung【傷跡】』(経過報告)5/20朝、追記しました。5/21朝、追加しました。100kmマラッシュ、無事に踏破したのですが、絶賛休養中。負傷箇所が多すぎて、経過を整理する為…

ameblo.jp

しかし、実際はこのようなオフロードが続き、膝痛には過酷な状況が続きました。

内臓の気持ち悪さも相まって、歩行速度これですからね。

時速3km/hの超スローペース！！！

9:20 90km

90kmの看板とか見ても、実際は後3時間以上歩かないといけないんだよぉぉ。

この区間が本当に辛かったですね。

12時99kmで土砂降りの雨が降って、最後悲惨だったのも、傷病記録通り。

ルート的に、ザクローから裏道抜けていれば真っ直ぐ新宮殿に行けるルート知っていたのに、

運営は無情にも、ノイアーガルテン経由でロシア小屋見せられ、このオランダ風車小屋とサンスーシー宮殿を通過し、オランジェリー通過して新宮殿という、観光地巡りをさせました。

これでプラス2kmオーバー。

こちらの新宮殿に着く頃には、ファーウェイの記録にて、102km。

12:30 ポツダム大学の絢爛豪華なアーチを潜る。

12:35 ゴール。

土砂降りの中、ゴールをお祝いしてくれたボランティアの皆様ありがとうございます。

24時間以内は無理でしたが、25時間13分という記録で、無事に100km達成しました。

夫が来るまで1時間ほど待っている間に、すっかり青空となりました。

濡れたウインドブレーカーを脱いで、暖を取る為にジャージを着ましたが、みるみる気温が上昇してビックリ気温変化でした。

(更に15時、雷雨を伴う激しい雨が再び訪れる)

エイドで頂戴したバナナは、待っている間にお腹空いたので

、持参のミックスナッツと共に、ありがたく頂きました。

ともあれ、無事に完歩出来て良かったです。

ファーウェイの記録が中途半端で、ちゃんと歩行分析出来ないのが心残りですが、歩きという緩い大会ですし、たまにはこんなレポート風の記録でも良いのかもしれませんね。

以上、Mammutmarsch100kmの記録、終わりです。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました！！

Mammutmarsch 100km 後半