ワタクシの誕生日は6月なのですが、
誕生日が近くなると思い出す友人がいます。
その名は竜ちゃん。
そのヒトはワタクシが高校生のときに知り合いました。
ワタクシよりも4歳年上のそのヒトは、
当時とあるバンドのベーシストでして、
ワタクシがバンドにのめりこむきっかけになった友達でした。
ワタクシが若い頃、無茶ばっかりしていた時の
象徴のようなヒトでした。
ワタクシが大学生の頃の夏、
上瀬谷ベースでライブをやったとき、
みんなで飲んだくれて、帰りのバンに10人ほど乗り込み、
見つかったら大変と姿勢を低くして乗っていると、
窓から晴れた空が良く見えました。
なんだか妙にまぶしくて、
今思えばこれからの明るい自分達の未来を
照らし合わせていたように思っていたかもしれません。
ドライバーのナオの運転がヘタクソで、
なんと上瀬谷ベースの出口、
そして道路のど真ん中でエンスト!
みんな見つからないように隠れて乗っているのに、
「エンストオッケー!」と明るく言い放った竜ちゃんの声は、
その時の空とともに今でも記憶に残っています。
夜中に電話してきてエロ話を一方的にして、
酒が好きで、
音楽を愛して、
ケンケみたいに笑って、、、
そんな竜ちゃんとも、
ワタクシが就職してからはなんとなーく疎遠になり、
4年前の冬に某SNSで再会。
さっそく連絡を取ると、
こんなメールが来ました。
「>マコ姉さん、
そりゃあ久々に再会した相手が死にかけていたらびっくりするわな(笑)
波乱万丈ってなんだかかっこいいよね(←そこかよ)
ちなみに今でも飲めるんだぜ(←もうすぐ飲めなくなるんだけれど)
とりあえず生還できたら飲みに行こう。」
白血病を発症していた竜ちゃんは、
それから半年後、ワタクシの誕生日の間際に亡くなりました。
そんなワタクシももうすぐ、
竜ちゃんが亡くなった年と同じになります。
今でも空を上げると、
「エンストオッケー!」と竜ちゃんが言ったときに見た空を思い出します。
今この空は、
あのときの空と何も変わっていない、
そう思います。
そしてワタクシも人生の経験は積み重ねてはいますが、
本質は何も変わっていないのかな、とも思います。
だけれど確実に変わったこと。
それは何事も一生懸命にしようと思ったこと。
竜ちゃんを思うと、
ワタクシは、今自分にできることを精一杯やろう、
後悔しないように頑張って生きようって思います。
失敗しても、何もしないよりはいい。
何もしないで後悔はしたくないな、といつもココロに思うのです。
