「衛藤」では日本酒に力を入れていますが、
となると当然酒器にもこだわりたくなるわけです。
意外と知られていませんが、日本酒もワイン同様
入れ物（酒器）によって味が変わってくるものです。
日本酒が空気に触れることにより、味が柔らかくなったりします。
またその逆に空気に触れすぎて香りが飛んでしまうことも。
直接口に当たるお猪口のチョイスは特に重要です
土もの（備前、津軽焼きなど）、陶器（九谷焼、有田焼など）、ガラス（江戸切子）
漆器、木製のものなど素材だけでもとてもたくさんの種類があります。
もちろんお客様の好みもありますし、「このお酒にはこの酒器」と一概に決めることは出来ません。
お客様のお顔を拝見して、その時の会食の雰囲気、同席されてる方とのご関係
その時に御膳に並んでいる器の雰囲気、そしてもちろんご注文いただいたお酒との相性などを
含めて酒器を選ぶようにしております。
酒器ひとつでお酒の印象、味、会食の雰囲気まで変わることがあります