以前シーにてキャラキャプをやっておりその時の話をしたいとおもいます。
まず勤務初日の事。出演エリアをトレーナーとともにウォークスルー そしてどのエリアにどのキャラが出演してるかなどのチェック
そして楽屋編 ドレッシング(キャラ着替え)を何分前に開始するのかからやり方、楽屋を出て行く時間から導線の話 そして出演時間、出演エリア、はけ10分前のサインの出し方
など。そしてやはりあるかとおもったヘッド(キャラの頭)の被り 被る理由は目線チェック、どのように見えてるのか これがわからないと検討違いの所にハンドサインを出したりしてしまいクルー(キャラ出演者)とコンタクトが取れない
そのあたりを確認して実際キャラグリをしてるところを観察して終了
ある程度経験つむとクルーがキャラキャプ、キャラキャプがキャラをやったりもありますが新人のころはなかなかありません。
話は飛びますが自分がまずデビューして担当任されたのはアラビアンコーストでのグリーティングでした。当時はミキミニにアラジンユニットが出ており整列はなかったのでフリーグリーティングという形でなかなか大変でした
楽屋が昔は近くになく楽屋から出演エリア裏までトランポ移動でそれもなかなか大変でした
いまはアラビアの裏に楽屋が出来たと聞きましたが。 この仕事で大変だと思ったのはクルーの人とのコミュニケーション あとはベテランだと特にその人のやり方がありそれに合わせるというのが必要で下手に手出しをすると手だすな、とジェスチャーされたり大変でした
というのもベテランクルーの人たちは視野が凄まじく なんで見えてたの、知ってるのというくらい状況を把握していて生で見ているはずのこちらがみてなかったなんてことがあったくらいです BBBとか昼ショーなどに出てるだけあって距離感や流れ 空間認識がすごいと感じました。
余談にはなってしまいますがショーにキャスティングされる方は本当にすごくてそして大変です。一年周期なんですがそのショーに欠員が出ると休みでも引っ張り出されます
キャラぐりをしていてもショーに欠員が出ればすぐにそっちにいかせるよう指示がキャラキャプに飛び即刻キャラぐり中止して行かせたり(楽屋に一旦はけて脱ぎますが)
キャスティングするに当たって非常時でも対応できますか?というのがあるようです
なのでショーに入りたければ休みの日も誰が今日出ていてというのを把握しつつ その出演者が体調が悪そうだという情報があれば私に来るかもと心のスタンバイをしていないといけないということです
仮にそれが間に合わないとショーは中止になります キャスティングされるクルーは絶対中止にさせてはいけないとなんとか対応しようとするわけです