透析中の患者さんは

だいたい週2日か3日

透析に行く

 

透析をするという事は

使用できる薬にも制限が多く

透析先の先生が処方する事がほとんどで

全身状態管理の名目で訪問診療はしているが

それは形だけで

湿布や塗り薬を出すだけの

大した仕事をしていない訪問診療だ

 

ある施設の患者さんで

透析中の患者さんだが

便秘の訴えがあった

「これって、透析の先生に言って薬出してもらったら?」と

施設スタッフに伝えたところ

「排便のコントロールは、訪問の先生にやってもらっていいと言われてます」だった

よく耳にする酸化マグネシウムは

便秘には優しい薬だが

透析には禁忌であるため

アミティーザというカプセルを処方した

 

その患者さん

今日が透析日だったのだが

俺が処方したことを伝え忘れていたようで

透析のクリニックからもアミティーザが処方されたらしい

訪問の先生からも出されていますとスタッフが伝えたところ

キャンセルになったようなのだが…

 

本来アミティーザは24μgを2カプセル、朝晩に分けて内服するのが基本で

体格のいい男性だったため、そのまま常用量で出した

それに対して透析の先生からコメントが出た

「まず、透析中に便を催しては大変だから

透析日は内服して、そうじゃない日は内服はスキップとして欲しい

それから

いきなり24μgではなく、12μgから始めて下さい」との事

 

あのさぁ

そんな細かい指示するんだったらさ

最初っから、そっちでコントロールすればよくね?

こっちに任せますって言ったなら

全部任せてもらえんやろか?

ごちゃごちゃ口出しするんだったら

そっちで出せばいいやん!

他の血圧だのの内服も、全部そっちで出してるんだし

便通の薬足すくらい、わけないでしょー?

ホント、わけわからん

ってか、なんで常用量で出したらあかんのや?

ええやん、がっつり便が出て

出すぎたら減量するか抜けばいいだけで

調整はそうやってやればいい

排便が出すぎて血圧の低下が怖いって思いが強いなら

そもそも便のコントロールをこっちに任せるの辞めてもらえませんかね?

 

はぁ

最近口ばっかだな

このブログ…

前はもっといろんな患者さんの喜怒哀楽を書き込んで

読んでくださる方と共感できてたのにな

これではだめだわ…