本当につまらないから、良いところを探したり好意的に見たり、考えながら読んでる。



ヴァイオレット・エヴァーガーデン。

それで、気付いたのは、ああ!これ!「萌え」小説か!ヴァイオレットに萌えなきゃ楽しめないのか!

という結論に至った。

こんな、あざとい設定モリモリの女の子萌えないよ。

基本的に女の子大好きだけどやり過ぎだよ。


あと、文章が説明と形容詞が多すぎる!

ストーリーが既視感あって陳腐!

イギリスとフランスとドイツのイメージがフワッとしてて、なんとな〜く西洋風のせいで安っぽい!


ファイアーエムブレム 烈火の剣の「ニノ」という女の子が、不幸設定盛りすぎて、あざとくて逆に嫌い。

という、同じ現象です。


ヴァイオレットもニノも不幸設定盛りすぎよ!



かわいそうは抜けない、じゃなくて、むしろ好きなんだけど、かわいそう系の小説に触れ過ぎた。

一番不幸設定凄くて、さらに救いが無い小説と言えば

これ。図書室にあります。


 

 

ネタバレしようか、すまいか。

この3つの中で一番好きな話はファイアーエムブレムなんだよ。真ん中のやつ。

ゲームするのめんどくさいからやらんやろ。


ニノは暗殺者ギルド「黒い牙」頭領の娘で、お母さんからめちゃくちゃ虐待されてて、お父さんは庇ってくれません。しまいには、冷酷な暗殺者ジャファルに「ニノを殺しちまいな」と依頼するほどで、ドン引きしたジャファルはニノを連れて脱走します。

それで、敵側のリーダーエリウッドの仲間になります。それはそうと、ジャファルはエリウッドの仲間のマシューの恋人のレイラを殺害した男でした。レイラは「黒い牙」に二重スパイをしていて、マシューと「この戦いが終わったら結婚しよう」と、わかりやすい死亡フラグを立てて死んでしまいました。

こんな許しがたい、恋人の敵が仲間になる鬼畜展開は良いです。


葬送のフリーレンも、何故かつまらない。

と思ったら、このブログを舐めるように読むキモい人が言ってた。

「キノの旅」

それや!

キノの旅というスタイリッシュなシャレオツ小説を萌やしたからダメになったんか!納得した。


ラノベがダメとは思わないです。でも流行り物が良いというわけでも無い。

でも、私が求めてるのは、なんとな〜く西洋ファンタジーより、重くて疲れる硬派なSFです。

村上龍の「歌うクジラ」。図書室にありました。この小説頭おかしいよ。こういうのが、いいんだよ。

龍って社会派のイメージあるけど、SFが素晴らしい。もっと評価されるべき。