その昔、家に風呂があるのは当たり前ではありませんでした。

なので銭湯に通ってました。

もちろん、毎日とは限りません。

毎日お風呂に入らなくても良かった、そんな時代がありました。

やがて、毎日風呂に入る、が当たり前になりました。

私は子供時代それを知りませんでした。

歯を磨くことも知りませんでした。

なんで汚いといじめられるのか理解できませんでした。

男性はヒゲを剃るのが最低限のマナーになり、月1で床屋かバリカンで頭を刈るのが当たり前みたいです。

それはめんどくさそうです。

お疲れ様です。

平成から毎日シャンプーが当たり前になりました。

朝シャンとか言い出しました。

お風呂は好きです。

問題は頭を乾かす事です。

私は風呂上がりにスキンケアとドライヤーがしたいのですが、母がどっさり食事を並べて待機してるので

そういう場合は中断するしかありません。

もやしときくらげの卵炒めを作る準備をしておいたら、それも阻止されました。

私は計画を乱される事が何より嫌いですが、生きるとは我慢です。

また、ご飯と、プルダックと、業務スーパーのコロッケという、炭水化物と脂質の組み合わせ、嫌です。

私は脂肪肝なんです。

だから身体に良い食事がしたいのに阻止されます。

しかし、残したり捨てたりする事ができないので我慢して食べます。

我慢、我慢、我慢。

女は化粧しないとボロクソに叩かれますが、化粧しなくてもボロクソに叩かれます。

要は難癖付けたいだけなんですね。

強男は叩かず、女叩きはする戯れ言は捨て置け。

私は出かける足がありませんので、出かけるのか出かけないのか母に聞くわけです。するとブチギレです。

「私は一日家におることが無いんよ!」

なるほど、出かけないのかと化粧しないでいると

夕方5時に「行くよ!」

出かける時は常に化粧したいです。

出かける可能性を見積もって保険で着替えて化粧すると、母がブチギレです。

出かけないのかと化粧しないでいると突然外出です。

いつもこんな感じです。我慢、我慢、我慢。

母に頼らないと、外出できないのだから我慢です。

徒歩で行ける場所には自動販売機と郵便局しかありません。

生活を私の思い通りにしたい。夢です。

眉毛を整えろって言いますね。

風呂上がりに乳液塗ってカミソリで剃ってハサミで切るだけです。

私も全然上手く無いです。

求められる身だしなみの最低ラインは上げられて行くのです。

ルッキズム至上主義なんてクソ喰らえです。

しかし我慢して眉毛いじってください。

嫌でもやってください。

慣れます。

私も最初は髪を乾かすのが苦痛でした。

でも慣れました。

毎日苦しめば何も感じなくなります。

麻痺します。

そこまで心を傷めつけて無理してください。

日本人の生きて行く上での最低限の身だしなみとマナーは、我慢と苦痛と麻痺により成立します。