喜寿に向かって　１９８

　　　主役は３名

年末までに何とか大筋の素案は書き上げたいと思っている来秋の旗揚げ公演シナリオ。ほんの少し、牛歩のような歩みだが進んではいる。脚本は素案が基本だが、書き上げて読んでみると、如何に下手か、ダメさ加減で愕然とするという。僕も、２時間芝居のシナリオは初めてなので果たしてどうなることやら。脚本の推敲はすぐにはやらない！５日から７日は一切いじらない。脚本から頭を離れる。切り離す。これが肝心のようだ、脚本家は皆そうしてるらしい。さて、タイトルはまだ全く未定だが、主役クラスが３名であることは考えている。南の島に旅する古希を過ぎた男、水戸黄門、そして声だけの出演、覺さん。僕の脳裏ではほぼ、３名の人選は内定している。役どころのツボと、実際の風体、人格がハマっている、いや、ストーリーの妙で「はめる」そんな感じで人選する。

　あとポイントの人選は、女忍者ならぬ水戸黄門の秘書役の女性だ。水戸黄門、助さん、秘書の三名は毎年、同一人物で行きたいと思う。秘書は、舞台の華、そんな意味でも大事な役どころだ。スカッとした雰囲気の人、やはり美形が望ましいな。まだ全く思いつかない。皆さんの中で、あの方は？という候補がいらしたら耳打ちしてほしい！また、思いついた方が、直接打診していただいても勿論結構ですよ。

　体調の塩梅に関して・・・。一昨夜は数分のキッチン作業、酸素６できつい、辛い、瞬間、「もういいかあ、ずいぶん頑張ったからなあ」と諦観気分起こった、これはいけない、もう少し生きないと・・・思い直したが、この話を昨日午前、腕治療で来てくれたS看護師さんに話したら一喝された、「私たちが全力で支援しますから頑張って下さい」「その諦めはダメです、ガクンと命沈みますから」だろうねえ、知ってはいるけど、特発性間質性肺炎の末期はこの絶望的な苦しい呼吸とのせめぎ合いなのです・・。

（写真は水戸黄門様と古希の男が邂逅する宮古島北方の小島、大神島風景。光圀公一行が登っていく見晴台への階段や、奇怪な岩が連なる神の島の海）