ケアマネの業務として忘れてはならない事がいくつかあるわけですが、
その中でも居宅届けの出し忘れ、介護保険証有効期限の失効はなんとしても避けなくてはなりません。
ま、基本中の基本です。
また、生活保護受給者のケアプランと利用票を保護課に提出する事も大切な業務です。
『私は主任ケアマネだからケアマネの指導しなくちゃ。』が口癖のケアマネが上記の全てを忘れてしまいました。
特に反省する様子もなく、『忘れちゃった。』と呟いておしまい。
関連事業所にお詫びして回らなくてはならないほどの失態ですが、何もなかったかのようです。
そうして、また居宅届けを出し忘れていました。
残念なのは、他のケアマネジャーがミスをすると、誰も頼んでいないのに上からモノを言い始めることです。
60才のそのケアマネジャーは、新人のヘルパーさんに『ねぇ、何才なの?』と無神経に尋ね、
自分より年下だと知ると、
『へぇ、私よりずーっと年上だと思った‼️』とイヤな反応をしたそうです。
昨年の夏、私は線路に落ちる事故に遭ったのですが、退院後の出勤初日に上手く歩けず、ゆっくり歩いていたところ、そのケアマネから言われた言葉が、
『交通事故に遭いそうな歩き方ね。』でした。
耳を疑いました。
実際に事故に遭った人間に言う言葉だろうか?
そのケアマネが言いました、
『私はどこに行ってもイジメられたの、私は言い方がキツイから。』と。
言い方がキツイのじゃない、
余りのデリカシーのなさが招いた結果なのでしょう。
本人が気づかないからどこに場所を移しても同じ結果を引き寄せるだけのことです。
黙っていようと思いましたが、気が短い私ですからね、
『いい加減にしなさいよ、少し考えてからモノを言ったら? 自分が言われたらどんな気持ち?
ずっと今までそうやって生きて来たのだろうから今更変わらないわね。あと、上から目線ってそんなに気分がイイものなの?』と、言葉が先に出てしまいました。
言いたい事の100の内、それだけを伝えました。
1ヶ月くらい前のことですが、今のところ、大人しい雰囲気です。
まぁ、今だけだと思います。
火中の栗を拾ったのではなく、また、この人のためにならないと思ったのでもありません。
《猿におだてられた猫が、いろりの中の栗を拾って大やけどをしたという、ラ‐フォンテーヌの寓話 (ぐうわ) から》自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すたとえ。
出典 「火中の栗を拾う」意味