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やっぱり…ホテルって最高…






気兼ねなく思いっきりセックスができる…






櫻井が…ホテルを利用していた理由が

今になってわかった…








「…あーっ!…ダメっ…!…大野くんっ、…」






「っ、…櫻井っ…!…ごめん…!」






「…ぅあぁ…!」






「…うっ…!」






1回戦は…風呂場だった。







ベッドまでもたなくて…つい。









ぐったりしている櫻井を抱きかかえ

バスローブを着せてベッドへ運んだ。










「櫻井…大丈夫か?」






「…大野くん…飛ばしすぎ…」






「ごめん!止まんなくて!」








「…この後…大野くんがこうなるんだからね。」






「え?この後?」








「そうだよ…まだ来たばっかじゃん。」







「いや、そうだけど!」







「ふふっ。最後までできっこないよ。」






「っ、…だとしても!」







「…なに…ビビってんの?」








櫻井がムクッと体を起こした…







「っ、ビビってねぇし!」







ニヤリと笑った櫻井が…







ゆっくり近付いてきた……







ぴちゅ…くちゅ…







櫻井がリードする…キスだった…






静かな部屋に水音だけが響いた…







その音が…今日はやけに大きく聞こえた…









ドキドキドキドキ…








俺…緊張してんだってわかった…







今から…櫻井に抱かれるって思ったら…







緊張して……






興奮してることに気付いた…








櫻井には…伝わるなって必死だった……








俺……そっち側も…

結構やれんじゃねぇのかって…







なんとなく…最近感じてた…







感じてたというよりは…







そっち側って…どんなだろうって…






興味はあった…







櫻井の…あんな表情を見てたら…







男のアレが…アソコに挿るって…






どんな感覚だろうって……







櫻井が…めちゃくちゃ感じるあの部分に…







櫻井のアレで突かれたら…







俺はどうなるんだろうって……








ドキドキドキドキ……








チュッ…。








「…溶けそうなキスだよね…」







ドキッ!







「…おぉ…」






「ん?」






「え?」







「…緊張してる?」







「っ、…してねぇし!」







「ふふっ。ならよかった。」








ドキッ…!








櫻井が枕を整えた…










「どの体勢が怖くないかな?」







「え!?」








「ほぐす時に力が入らない格好が

いいんだけど。」








「っ、…そんなの!わ、わかんねぇし!」








「じゃ…正常位にしようか。」







「っ、!」








…俺が…正常位…








この俺が…ここに寝て…







足を広げるのか…








それも……







櫻井の…目の前で…!!!