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「ホテルの風呂って落ち着かねぇなぁ。」
「なにその感想…ふふっ。」
「いや、むしろ落ち着かせないように
なってるのか!」
「そうだよ。リラックスしてどうするの。」
大野くんと…お風呂に浸かっている…
大野くんは…普通と言うか…
銭湯にでも来た感覚なのか…
全く…そういう雰囲気に
なっていないみたいだ…。
ザブンッ!
「へぇ~!色々揃ってんだな~!」
もしかして…本当に銭湯に来たつもり…?
「これか…」
ブツブツ言いながら手で泡を作り始めた…
ふふっ…子どもみたいでかわいい…
お湯に浸かりながらその様子を見ていると…
「なにボケーっとしてんだよ。
早く出てこい。」
「え?」
「背中洗ってやるから。」
「え!」
「ほら!」
…まさか…本当に銭湯だと…?
「椅子が一つしかねぇから…立つか。」
ドキッ!
大野くんが泡を手に背中に回った…
ドキドキ…
何気に…こういうのは初めて……
ふわっ…
「っ、!」
「おぉ、エロ!」
「!?」
「んふふ…」
銭湯からのいきなりのエロ!?
大野くんの思考ってどうなってるの!?
「櫻井のケツ…キレイだな。」
「っ、!!」
ふわっ…
「わぁ!」
「な、なんだよ!いきなり声出すな!」
「だって…!」
まさか…お尻を触られるとは…
ドキドキ…
「ったく…」
…呆れた?
すると…
ヌルッ…
「あぁ!」
「んふふ…いちいちうるさいって…」
「だって!」
…大野くんの手が…前へと回ってきた…
ふわっ…ふわっ…
あぁ…変な気持ちになってくる……
アソコも…大きくなったきてる…
ドキドキ…
「…ったく…櫻井はホント…エロいな。」
ドキッ…
前の鏡の中の大野くんと…目が合った…
ゆっくり大野くんの手が……俺の中心に……
ドキドキ…
「んふふ…」
…嘘っ……
あっ…
にぎっ…
「…っ、あ…!」
「なにこれ…」
えっ?
「…男同士って……ある意味…凄い…」
「…あッ……大野くんっ、…!」
「……気持ちよさが…わかるっていうか……
なんなんだ…この感覚…」
「…はァっ……大野…くん…」
「…櫻井は…どうされるのが好き…?
…ここか?」
「あァ!!!」
「んふふ…わかりやすい…」
だって…だって……
大野くんに…触られてるってだけで……
鏡の中の…大野くんと目が合う…
ふにゃん…って笑う顔……
かわいいのに……
自分の…大きくなったのを掴んでるのが……
その姿が…
もぅ…無理……!!!