昨日の記事を書いていて、
この本を、思い出しました。
2020年にアメリカで映画化、2021年夏に日本でも
公開され話題になり、Amazonで購入して読みました。
読了後はフリマサイトで売ってしまったので、いま手元にはないのですが、
わたしはこの本から、許す、ということを学びました。
著者の祖父にあたる方が広島で被爆し、
同じく被爆した息子さん(著者の父)を励ましながら
何とか救護場所まで避難された様子を描いた場面が、
すごくて。
被爆して重傷を負い、ものすごく苦しくて、全く余裕のない状態でも、
理不尽な状況に腹を立てることも乱されることもなく、
あらゆることを受け入れた上で最善を尽くされる。
その場面を読んで、
「こんなすごい人がいるんだ」
と驚くと同時に、大きな勇気をいただきました。
どんなことも、受け入れてゆるす。
すごく難しいことですが、
この本に出てくる方たちは、そうされています。
同じ人間だから、わたしにもできるはず。
これがわたしの、夫の不倫から始まった学びの原点です。
昨日のお試しセラピーのおかげで、大切なことを思い出せたこと、ありがたいです。