近藤喜文展。[展] | Nulog-Style.出張所

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『新潟が生んだジブリの動画家 近藤喜文展』を観に
新潟県立万代島美術館へいってきましたー。

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一般的には「耳をすませば」の監督、と言った方が一番わかるかしら。
新潟(五泉市)出身であり、惜しくも47歳の若さで逝去された名アニメーターさんです。

表題からしてジブリ時代中心の展示になるのかなと思ったんですが
未来少年コナンや赤毛のアン、犬ホームズの原画や設定画やストーリーボード、
なんやかんやあって現場を離れたリトル・ニモ(NEMO/ニモ)の
貴重なパイロット映像の上映なんかもあって実によかった。

ニモの上映会場後からジブリ時代の展示に移っていくんですが
それこそニモを境にした火垂るの墓あたりから
キャラクター造形がリアル寄りになっていったりと
作風の変化がよく分かって面白かったなー。

ジブリ関連でいうとそらいろのたね金曜ロードショーのOP
近藤さんの仕事だったのは知らなかった。

つーか途中真っ暗な通路通るんですが、周囲が徐々に豆電球でキラキラしてきて
あらやだ綺麗と思ったら火垂るの墓のコーナーでしたーとかやめぇや!(笑)


そして今展覧会のメインでもある「耳をすませば」
展示エリアはただひたすら至福。
やー、ワシ耳をすませば好きでなぁ!しずくかわいいよしずく
同時上映作品も好きだったんですけどね…On Your Mark…


エリア中ごろには耳すまのセットを再現した撮影可能ブースなんかも。

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学芸員さん「よろしければ(ムーンと)一緒にお撮りしましょうか?(満面の笑み)」


い、いいです…


撮影ブースを抜けると、亡くなるまでアニメージュで連載していた
イラストストーリー「ふとふり返ると」の作品で締め。
もしご存命ならそこからどんな作品が見られたのかしらねえ…


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物販でポストカードやクリアファイルなんかを購入。
しずくかわいいよしずく。
惜しむらくはまぁジブリ主催の展覧会なのでしょうがないとはいえ
物販がジブリ関連の物しかなかったのがちと残念。
今が旬なアンとかのポストカードぐらいはあると思ったんだけどなぁ。
BOXの類はあったけど(笑)


良い展覧会でした。
会期は7月4日(金)~8月31日(日)まで。みなさまも是非。