ここ一週間ぐらいカニとケンカしつつ
天狗様のプラモデルをしこしこ作ってました。
夏といえば妖怪プラモデル！みんな知ってるね！
品は福崎町観光協会さんがリリースしているプラモデル。
天狗様は第二弾ね(第一弾は河童のガジロウ)
ガッチリムッチリな天狗様と俺得しかないプラモデルで
前々から気にはなっていたものの、
オールABS製ということで二の足を踏んでたんですが
(ABSは普通のプラスチックと違って取り扱いが面倒。特に接着)
「悩むなら買っちまえ！えーい！」の精神で購入。
一番の不安要素だった接着もセメントSPでなんとかなると聞いたのも
購入の背中を押された要因かもしれません。
(結局ABS用接着剤も買って瞬間接着剤と併用しましたが)
とりあえずやーっ！と組んでみたら
えらいパーツの合いが微妙。
合うには合うけど段差や隙間ができるとか
プラモデルというより二昔前のガレキ組んでる感じだこれ！
仮組み完了(大きい羽根は割愛)
うーんいいお身体…(うっとり)
ダボが小さいんで胴体と足の接続がえらく不安定ではありますが。
3枚で構成される羽根の造形が本当に素晴らしい。
この薄さやモールドの細かさは
確かにABSじゃないと無理かもなー。お前のせいか羽根！
そら羽根目当てで買われてるみたいな話も出るわけだわ。
お前はタコザク※か。
※1/144高速機動型ザク。バーニアパーツ取りとして有名。
目立つ肩周りの隙間はパテなどで。
(接着ミスったのを隠す役割もありますが)
これ割と後々まで悩まされたんですが、
特に可動もしないし接着するなら瞬間接着剤で十分かもなぁ。
セメントSPやABS用接着剤は
結構溶解力高めなんで多く塗ると派手に溶け散らかすので…
(その分ガッチリくっつくしムニュ付けするには最適だけど)
粗方修正が終わったところでサフ吹き。
本当は黒サフをビャーッと吹きたかった所なんですが
なんか世間的に黒サフがどこにも売ってない状況なので
いつもの灰サフ(クレオスの1500番)で。
あとはファレホでペタペタと。
漢は黙って白フン。
(黒にしようか汚し入れようかいっそ何も履かせないかで葛藤しつつ)
(腰布で完全に隠れるところなのに)
今回、細部を塗るのに
ゴッドハンドハンドの神ふで(面相筆S)を導入してみたんですが
噂通り細かい所にｷｭｰｯ ﾋﾟﾀｯとラインが引けて感動。
こんなに綺麗に眉毛書けたのはじめてかも…ありがとうニパ子…
強度的に不安しかなかった羽根の取り付けも
瞬着でうぉりゃ！とくっつけていよいよ完成ー。
(余裕があれば動や首共々軸打ちしたほうがいいかも)
福崎町妖怪模型シリーズVol.2「天狗」
はぁぁ…神々しい…！
ステキ！抱いて！！(本音)
とにかく全身の筋肉のラインと羽根が美しい。
左手に持っているのは名産品の「もちむぎどら焼き」。
詳しい由来は観光協会のHPとかで見て！(丸投げ)
カラーは実物だともうちょっと暗いトーンですが
概ね理想通りの発色が出てて満足。
羽根も(下手ながら)グラデーション効いてていい感じ。
(ファレホのスカイブルーでブラシ→
ダークプルシャンブルーと上塗り用ブラックでウォッシング)
ﾁﾗｯ
ほんとほとんど隠れて見えねーな！
ちなみに製作上の難所はほぼ全てって感じですが
・首を接着する前にかけないと駄目
・正しい取り付け方向がわからない
・後ろ側が干渉するので正解の方向じゃないと首が浮く
といった首の数珠の取り付けが
思った以上に大変だったかもしれん…
ダボ穴の位置とか大雑把に見えてえっれえシビア。
それが天狗(それでもガジロウと比べるとだいぶ良くなってるらしい)
今回自分の模型スキルと否が応にも向き合わされましたぐわ、
その分怖さもなくなった…かな？
とても有意義な天狗様とのひと夏の経験でした♥(言い方よ)
