新潟県立万代島美術館で開催されている
『生誕100周年 トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる~』行ってきました。
2月末に開催されたのに気がつけば会期が5月6日と超目前に迫ってきており
「ゼノクロやってる場合じゃねえ!!場合だけど!!!」ってことで。
イベントはいつもギリギリにしか行かないおじさん!
ちなみに夕方から隣の朱鷺メッセでサザンオールスターズのライブがあったとかで
全体的な混雑を警戒したのか、思っていたよりは混んでなかった印象。
確かにサザンのライブあるの知ってたら俺も行かんもん(笑)
トーベ・ヤンソンというと所謂ムーミン作家としての側面しか知らなかったので
ムーミン連載前の画家時代の作品がたくさん見られてよかったー。
色彩なんかは北欧の寒々としたどんよりした空気感を持ちながら
やはりどこかやわらかい印象を受けたのは作風なんですかのう。
第2次世界大戦時の風刺画なんかも
トーベナイズされたヒトラーとか妙にかわいかった(笑)
やはりメインはムーミンに関する原画なんですが、
展示は1コマ1コマ切り出しているためなのか、
わずか10cm四方の作品が大多数で、あまりの小ささにビビる。
趣味で作ったというジオラマも数点展示されておりました。
ホント創作活動を楽しんでる感じにじみまくりで実に心地よい。
途中、トーベ・ヤンソンが晩年まで毎年のように夏の間過ごしたという
「夏の家」の再現セットなんかも。北欧家具はおしゃれですのう。
…例によってフラッシュ・三脚禁止なんでボケまくってますがかんじかんじ。
って、隣のおばさんめっちゃフラッシュ焚いてるじゃないですかやだー!
他にもホビット(指輪のアレ)や不思議の国のアリスなどの
小説の挿絵も手掛けてたとかで何点かあったりと
様々な側面が伺い知れてほんとよかったです。
会場の終わり辺りには記念撮影ができるパネルがあり
横にはコスプレ衣装や小道具なんかが用意されてたり。
まぁ、うん。うん。
パパじゃなくてスナフキンの帽子にすればよかったかな…(そっちか)
そんなわけでトーベ・ヤンソン展でした。
万代島美術館はここ最近アニメマンガ関連の展覧会を
積極的にやってくれてうれしいです。
もう美術館はここと新津だけあればいいんじゃないかな!!
(新潟市美術館の方を見つつ)