前回のブログ(ここまでの経緯を書いています)



紹介状をもらって

とにかく早い方が良いと言われたので
翌日、東京医科大学病院へ行くことにしました。

予約をしようとして電話をかけると、すぐに診てもらえなくて、一週間くらい先になったりするので、直接行ってください、と言われました。

大学病院といえば
すごく待つ。という印象。

8時の受け付けに合わせて行ったら遅いかな…と、7時40分に到着しました。

ホテルみたいに綺麗な建物で、ちょっと緊張…

初診受付は5番目でした。

カルテを渡され、3階の眼科へ行き、検温をして問診票を書いて渡し

最初に、診察室へ呼ばれ、症状やこれまでの様子を話しました。
この先生はヒアリングをしてカルテに記入する担当だそうで、診察は別の先生がしますと説明を受け

その次は、眼圧の測定と視力検査。
瞳孔を開くお薬を目にさして、そこからまた暫く待ち

診察をしてくれる先生に呼ばれ、診察室へ。

目を上に向けたり、横に向けたりして診てもらうと、もともと両眼とも上の一部が薄くなっているとの事でした。
おそらく16年前に診察されたのは、この事でしょう、と。

今回は、硝子体が剥がれる時に網膜も一緒に剥がしてしまい、穴が空いているのでレーザーが必要です。と、言われました。


(´;Д;`)うぇーん…


今はまだ周りの網膜がくっついてはいるけど、剥がれているのが上の方なので、重力で落ちてきて今よりも剥離すると、ちょっと大変な状況になります。

まずはレーザーで周りを仮止めして定着させて様子を見て
それでも引っ張る力の方が強ければ、レーザーをしていても剥がれてしまうので、
その場合は内側から手術しておさえるしかないです。

白く霞んで見えるのは、目の中の炎症成分。
剥がれたところから網膜の成分が目の中に出てきてしまっている状態。
これは徐々に吸収はされていくので、
レーザーをして出口を塞ぐことでおさまってはくる思いますが、完全にはとれません。
飛蚊症も残ると思います。

様子を見ると言う選択肢は正直、ありません。
一日も早く、レーザーをやった方がいいです。
今日、大丈夫なら、やりましょう。


((((;゚Д゚)))))))



(´;Д;`)うぇぇぇーん。
選択肢、無いって…そんなぁ…


後延ばしにするのはリスキーとの事。
私自身も先になればなるほど怖くなるだろうし

腹を括って、この日にやる事にしました。


レーザー手術の説明を受け
その後、看護師さんから承諾書を受け取りサインをして
術前の眼底写真を撮って
またお薬を目にさして、呼ばれるのを待ちました。

再び診察室に呼ばれ
いよいよ?と思ったら

眼底写真を見て、もうひとつ穴が見つかりました。
近い位置にあって、その間の網膜が薄くなっているので、レーザーではダメかもしれないです。
入院の手術が必要かもしれないので、手術をする先生にちょっと相談してきます。もう少し待ってていただけますか。

ええぇ?((((;゚Д゚)))))))


待ち合いでしばらく待ち、再び名前を呼ばれ
手術をする先生にも目を診てもらい、説明を受けました。

その先生は、
入院する手術をすぐにしなければと言う状況ではないですが、レーザーはしておかないと、この後、網膜剥離が起きますよ。
と、説明されました。

そのまま、診察の先生と診察室へ戻り、
さらにもう一つ、穴が空いているのが見つかったと聞かされました。


私の目…
いったいどうしちゃったの…


私が相当ビビッていたからか
どうしましょう?今からやりますか?
気持ちが落ち着くまで、診察何人かして時間開けてからにしますか?
と、お気遣いいただきましたが

待てば待つだけ怖いので、すぐにやってくださいとお願いしました。


麻酔の点眼をして、処置室へ移動し
機器の上に顎を乗せておでこをつけて頭を固定。

お部屋を真っ暗にして、レンズを眼球に装着し、始まりました。


突き刺すような白い眩しい光がのぞく中、
黄色い光がバシッ!バシッ!と差し込むように光ります。

少し熱い感覚もあり、
場所によっては、眼球から脳に響くような強い痛みを感じます。
全く痛く無い所もあるのですが、端の方は痛みが響くそうで、穴が空いているのが端の方なので、それで度々痛かったみたいです。

その度に、ぅ!…と、体に力が入り声が出て
先生は様子を見ながら進めていきました。

穴を囲むように打つこと、300回くらい。
時間にして10分から15分もかかっていないくらいでしょうか。すごく長く感じました。

終わったとき、グリップを握っていた両手に、爪の跡が青くなって残っていました。

グッタリです…


一旦はこれで終了し
来週明けに、経過の確認で診察を受ける事になりました。


先生に、少し休んで帰ってくださいねと言われ
フラフラで処置室を出て、とりあえず一階の会計へ。

あまりにフラついていたのか、係員の方に
看護師さん呼びますか?と言われました。
大丈夫ですと返事をしたものの、並び列で何度もふらつき、倒れるかと思いました。

きっと、緊張とか恐怖で、身体が強張っちゃったり血圧上がったりとかそんな事だと思いますが

左目がほとんど見えないし、ヒリヒリしみて涙がボロボロ出るし
頭がぼんやりして歩きにくかったです。


お会計は、32500円。
予め、先生に30000円くらいかかると聞いていたので、そんなに驚くこともありませんでしたが


この日、家を出る前に、ぬりぬりから連絡があって、
今日手術するって言われたら迷わずやってきなさいよ。あと、お金を多めに持って行っておくんだよ。と、言われていました。

これを言われていなかったら…
怖くて即決できず、この日に手術はやらなかったかもしれないです。
お金も足りなくて、カードで払う事になっていたかもしれない。(私カードは嫌いなんです)

そもそも、最初に病院に行くのだって
ぬりぬりに言われなかったら、たぶん行っていない。

行かなかったら、おそらく剥離して、レーザーではなく大きな手術になっていたと思います。

背中を押してくれて、的確なアドバイスをくれるぬりぬりは、やっぱりすごいなって思う。



お会計後、すぐに動ける状況じゃなかったので、会計横に併設されているタリーズでコーヒーを買って、ちょっと落ち着くまで休みました。


午後から仕事するつもりでいたのですが
とにかく痛くて目が開けられなくて、頭もクラクラするので、一日お休みする事に。

もう少しして帰ろうと思っていた時に、ぬりぬりから連絡がきて、ちょっと様子見に行くよ、と駆け付けてくれました。

ようやく立ち上がり、電車に乗り
帰宅する前に、保険でお世話になっている代理店へ寄り、手術給付金の書類をお願いして
そこに迎えに来てもらい、連れて帰ってもらいました。



怖かったし
痛かったし

緊張したし
不安だし

帰って、しがみついて泣いてしまいました。


その日の晩御飯と翌日の朝ごはんをコンビニで買ってくれていた、ぬりぬり。頼りになるな…


今後は、
剥がれる力が強くて、結果剥離するとか
レーザーをした事で網膜を引っ張り、剥離するという可能性があって
これから注意深く見ていく必要があるそうです。

怖くてたまらないです。

寝る時、
目が覚めて視野欠損していたらどうしよう
飛蚊症などひどくなっていたらどうしよう
何も見えなくなっていたらどうしよう…
と、不安で仕方ありません。

何かしたからそうなる、という事では無いので、気をつけようもなく
とにかく今後、何も起きない事を祈るしか無いのです。



心配してくださった皆様、
いつもありがとうございます。

今回ばかりはだいぶダメージを受けました…
でも、きっと時間と共に元気になれると思うので、ゆっくり元の生活に戻します。

コメント欄を閉じようかとも思いましたが、
今までもこれからも、皆さんからのコメントが大きな支えになるので閉じませんでした。
まだ左目が見えにくいので、お返事は少し遅くなるかもしれませんが、必ず書きます。


では
明日は出勤なので、横になります。
おやすみなさい💤