突然ですが
皆さんは最近、ため息をついていますか?
先週、整骨院の治療中、先生に
「ちゃんと、ため息ついてる?」って聞かれたんです。
ちゃんと?
ん?どゆこと??
「macocoさんは力を抜くのが苦手でしょう。
だから、いつも体に力が入り過ぎてる。
ため息ついてごらん。力抜けるから。」
そう言われて、ふと…
ストレスや緊張で体に力が入っている時って、なんとなーく浅〜ぃ呼吸はしてるけど
しっかりした呼吸はしていない事に気が付きました。
実は、その浅い呼吸はとっても身体に悪くて
(呼吸が浅いとどうなるか、ネットで調べてみました)
自律神経が集中しているといわれる横隔膜が十分に動かないため、自律神経の動きも悪くなり
夜になっても副交感神経が優位にならないという悪循環が起きるのだそうです。
また、浅い呼吸が続くと、取り込む酸素量が少なくなり、血液中の酸素濃度が低下してしまいます。
すると体は、優先的に脳と内臓に酸素を供給し始めるため、十分な酸素が体の隅々まで行き渡らなくなり、筋肉が酸欠状態になります。
それにより、血流が悪化し、体が冷え、代謝が落ちて老廃物も溜まりやすくなり、酷い肩こりや冷えに悩まされることになるそうです。
これは大変
ちゃんと呼吸しなきゃ
でも、ため息っていうとマイナスなイメージが強い私は
「自分がするのも、周りの人がするのも嫌いだもん」と言ったら
「ため息は悪いものじゃないんだよ。
すっごく身体に良いものなの。
でももし、マイナスなイメージが強いなら、じゃぁ、ため息じゃなくて意識的に呼吸をするつもりでやってみて」と言われました。
呼吸法はいろいろあるけど
私の状況を見て、先生が勧めてくれた呼吸は
3秒、鼻から吸って
6秒、口をすぼめてゆっくり吐く
「呼吸ヘタだねー
もう少し上手にならないとね」
そんな事を言われながら
治療を受けながら、呼吸の練習をしました。
それから、おうちに帰ったら
ポストイットを家の中のいろんな所に貼って
ポストイットを見たら、この呼吸をするようにしたら忘れないよ、と教えてくれました。
この方法、某健康番組で紹介してたんですって
そんなの効果あるの〜
と、半信半疑だったけど
やってみたら、コレがなかなか良い
テレビの下、キッチンの調味料の上、
冷蔵庫の取っ手の所、玄関のドア、
あっって思い出して、深い呼吸をしています
ここで一旦お話は戻りますが、
ため息について、もう少し調べてみました。
ため息が出そうな時は、緊張状態で交感神経が優位になり過ぎている場合が多く
それを抑えて、リラックスをもたらす副交感神経を働かせるために、ため息が出るのだそうです。
ため息はリラックス作用にほかならず、がんばりすぎている自分からのサインだと書かれていました。
呼吸の変化は心臓に戻る血液の量にも影響し、副交感神経優位の状態がもたらされると考えられているそうです。
さらに循環反応では、ストレスホルモンと言われているアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾール濃度が減少し、全身的にストレス負荷の少ない状態が作り出されるそうです。
ため息は、こんなに良い作用があるみたい
先生が言ってた事、ほんとだー
ため息をつくときのコツは
長く吐ききるのが効果的なんだそうです
目安としては、吐く時間を吸う時間の2倍にすること。
ゆっくり深く吐き出すと、緊張がほぐれて血液の循環が良くなります。
また、湯船に浸かった時みたいに
あーーっと声を出して息を吐くのも効果的。
声帯を刺激し、その振動が身体に伝わることで、緊張感や疲労で強張った全身を緩める効果があるそうです
浅い呼吸は横隔膜が動かず、自律神経の働きが悪くなると書きましたが
では、深い呼吸をしたら
横隔膜が上下し、太陽神経叢(たいようしんけいそう)という自律神経が刺激され
副交感神経が優位になり、リラックスのスイッチが入るそうです。
また、内臓のマッサージ効果もあり、胃腸の血流改善だけでなく体温も上がるんだそうです。
さらにさらに。
自律神経のひとつである副交感神経には
リンパ球を増やす作用があり
免疫力を高める作用も期待できるそうです
なんて素晴らしい効果
もう、ため息つきまくります、わたし
みなさんも、呼吸、是非意識してみてね
でも意識しすぎると、これもまたストレスになるので、1日に2~3分程度から始めると良いそうですよ