かがみの孤城観てきました。事前知識は全く無く、ただ高山みなみさんが少年役で出演されてるからというだけで観に行ったんですが本当に良き作品でした。
 話題になってたコナン君ファンであれば絶対ビックリする台詞、私も心の準備ナシで聴きたかったwww
 
 基本、江戸川コナン君のファンで、コナン君を演じる高山みなみさんが大好きなオタクが書いてるので、マサムネ君寄りの感想になります。
 
 ↓↓↓ ここからはガッツリとネタバレありです ↓↓↓

◯マサムネ君の例の台詞
 たまたま昨日1月4日のTwitterのトレンドで「高山みなみさん」ってあったから見に行ってしまったら「かがみの孤城でコナンの名台詞言ってて笑った」みたいなのを見掛けてしまって……まぁ、私としてはあのマサムネ君の印象から言って「あれれ~おっかしいぞー」とかは言わなさそうだから「……妙だな」とかかなーって思ってたんですよ。そしたらガチで「真実はいつもひとつ!……なんちって」でめちゃめちゃにビックリしました。愛しかった。

◯マサムネ君について
 あのメンバーの中で年は真ん中(中1から中3が揃ってて彼は中2)なのに一番背が小さいところも、メガネなのも愛しくて、お声がみなみさんだからどうしてもコナン君主体で考えちゃうのはマサムネ君には申し訳ないけれど、コナン君とは違ってゲームばかりやっててゲームが上手で(スバル君のがすぐ上手くなったとは言ってたけどマサムネ君が下手というわけではないはず)、普段結構冷めた態度取ってると思いきや無邪気なところもあって……でも保健室のあのシーンで涙がこらえきれなくて、コナン君は泣けないけれどマサムネ君はやっと誰かの前で泣けたんだね良かったね――って、もうそんなことばっかり思ってました。

◯三学期初日に会えなかったカラクリ
 最初に違和感を感じたのはアキちゃんが制服でお城に現れた時のこと。あれ? ルーズソックス? ちょっと時代違くないかな? でも一周まわってまたルーズ流行ってるらしいしな……とここではその程度の違和感でした。
 そこから保健室で「一年生に嬉野くんなんて子居ないわよ」って先生に言われたシーン。みんなが学校名嘘付くわけない、ひょっとしてみんな違う時代から来てる?――となりました。
 こころちゃんがみんなの記憶を断片的に観てるシーンで、フウカちゃんが2018年、アキちゃんが1991年ってカレンダーに書かれてるのを見て確信! 先の展開にドキドキしながら、ヤバイこの映画めっちゃ面白いってなりました! あ、あとスバル君のお家のシーンが昭和感あって、あれは初代ウォークマンですかね? カセットテープの! それにもゾクゾクしました。それと喜多嶋先生がそれぞれの記憶の断片の中で年齢を重ねているところもヒントでしたね。

◯空白の1999年
 こころちゃんとリオン君だけが2006年でダブっていて、他のみんなは7歳刻みなのに2006年のひとつ前は1992年(年が明けたからアキちゃんのカレンダー1991年が92年となる)で14年空いている。その話が出た時に「リオン君はお姉ちゃんの代わりなのでは?」と思いましたが、まさか狼様がお姉ちゃんだとは……そこまでは分からなかったなぁ。

 エンドロールを観る限りでは物語の中心はリオン君とお姉ちゃんだったのかなとも捉えられますが、きっとそれは二時間という尺の中でそうなっただけで、きっと原作を読めば七人全員の物語が詳細に描かれているのかもしれません。みなみさんも原作読まれたってパンフレットにあったし、私も読みたい!(本屋も寄ったんですが原作の集英社文庫は1巻~5巻まであるっぽいのね、ポプラ社は上下巻だったけど児童文学へ書き換えてるみたいだからどうせなら元々の原作で読みたい!!)


【1/5 21:00 追記】これ…本屋さんの検索機で探して勝手に原作が①~⑤だと思い込んでたんですが、これはヤングジャンプのコミカライズバージョン(集英社)みたいですね。小説は通常版(ポプラ社)も児童書版(キミノベル)も上下巻みたいです! ハードカバーなら1冊で済むけど家に保管するなら文庫のが良いかな~?
【1/6 15:30追記】 結局本日原作小説上下巻購入してきました。本屋さんのフェアもやってたみたいですが時間が無くこれは断念。特製ミラーカードは貰えなかったけど、特典が終了だったからなのかセルフレジだったからなのか(店員さんに聞こうと思ってレジに行ったのにセルフレジの操作に手間取りすっかり失念しましたw)
 
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 とにかく、とても良き映画でした! カラクリを知った上で二回目を観るとまたいろんな所に気付きそうですね! もう一回おかわりしたい!