フラッシュ、軽減してきました。

空腹時の摂取でもかゆみの発生が弱くなってきました。

食事と一緒ならほとんどフラッシュはゼロ。

ということで、もう少し様子をみます。

 

そもそもナイアシンはひどい睡眠障害への対策でした(一部、断酒サポートのため)。

3年半前、吐血して手術入院して退院してすぐ…のころです。

当時はフラッシュ対策としてナイアシンアミドを選択しました。

睡眠の変化はすぐにあらわれまして、もしかしたらすごく効いたのかもしれないし、たまたま不眠解消の時期と重なっただけかもしれない。

このあたりは今も不明です。

寝つきも良く朝までしっかり眠れるようになりました。

あれほど苦労すると覚悟していた断酒も、あっけないくらい楽勝クリア。

 

「効いていたのだとしたら、すごいやん」…というのが素直な感想です。

 

ナイアシンのような水溶性ビタミンの摂取リスクはとても低く(不要分は尿で体外に出てしまう)、しかも安価です。

高くて危ないものは「使い続ける」のに積極的な理由が必要ですが、

安くて安全なものは逆に「やめる」のに理由がいります。

うまく機能している可能性があるならなおさらです。

で、2年近くは続けたのかな??

 

睡眠も断酒もさすがにもう大丈夫と思えた時期にやめたのですが、

自分の体の表面(皮膚、髪、爪)の改善に改めて気づいて、原因のひとつかもしれない…と思い始めたため再開しました。

 

現段階の近代西洋医学は、いったん完成してしまった肝硬変改善に有効な治療方法をほとんど持っていません。

しかし肝硬変由来と思われる脾臓肥大、浮腫は消滅しました。

肝臓も少しずつ柔らかく大きくなっています。

特に体表の変化は奥さんもびっくりで、クモ状血管腫などの皮膚異常はゼロになり、髪の毛もあきらかに増え、爪も一定レベルまで復活しました。

ようは見た目がずいぶんマシになったのです。

 

病気の対策を一生懸命考えて、栄養、運動、睡眠、排泄、ストレスや心といった統合医療的なアプローチを試行錯誤した結果です。

おそらくなにかが良かったのです。

問題なのは、良かったのがなんなのかわかないこと。

仮説を立てるしかありません。

 

「もしかしたら、ナイアシンも良かった???」

という仮説が頭に浮かんできた今、もういちど経過観察を再開したい。

…と思ったところの発注ミスなのですが、ナイアシンアミドよりナイアシンのほうが優れている点もあるようなので、異常や不調がないようなら一年ほど続けてみる予定です。

ウォッチしていくのは、体表の状態と手足先に残るしびれの改善です。

特に手足先のしびれはナイアシン摂取時期に改善をしていて、やめたころから改善が止まって、今もわずかとはいえはっきり残る不調です。

 

医者の多くは担当する疾病や治療に関係ない患者のQOLに関心を持っていません。

命に関わるような疾病が疑われる症状じゃないと

「ふーん、どうしてなのかねぇ?」とか相槌うって終了でしょう。
 

しびれと肝臓、しびれとナイアシンはまったく関係ないかもしれない。

ただ、肝臓が悪化している時と足裏がしびれで痛くなって裸足がきつくなった時が一致しているのです。

改善したいなら自分で確かめていくしかありません。