思わずラッキーな長期出張があり、
6月に書いていた静脈瘤シリーズを途中ほったらかし。
気づけばもう9月だよ。
最後は避けて通れない酒の話です。
なんだろう。断酒があんなに不安だったのにもう3年です。
ほとんど苦しくなかったなあ。
我ながら意外です。
おそらく「本気でヤバい」死ぬと思ったら、意思が弱い人間でもやめられるんでしょうね。
問題は「そこそこヤバい」体壊れると思うくらいの時点ですよね。
ここでは方向修正、できなかったなあ。
1ヵ月とか2ヵ月とかやめるんだけれど、続かない。
私の場合はそんな感じでした。「そこそこヤバい」で引き返せる人は強いし、自分を助けます。
最近はハームリダクションが市民権を得始めてきて、断酒が無理なら節酒でおけ??
そんな病院も関東とかにはできてきましたが、どうなんでしょうか。
で、やめたら何を得て、何を失うか。
失うものは人生の彩りのひとつ。丁寧に作られたお酒は美味しいし、
料理とあわせたらたまらんものもあります。その場の雰囲気も楽しいしね。
飲み友だちも少し遠くなります。
ただ、もやがはったような日々はなくなり、体は再生されていきます。
生活も変わり、新しい楽しみ、彩りも生まれます。
ウーロン茶と白ご飯で肉たらふく食ったり。
水深10mオーバーの沈没船を素潜りで探検したり。
2023年は体を再生する年としましたが、まずまずのラインで進んでおります。
ずっこけなければ、そこそこ強い自分になれるかもしれません。