【γ-GTP、506ですと!】

入院3日目の朝、若手のドクターがやってきた。

「makn-maknさん、血液検査の結果です。やっぱり数値、悪いですね」

 

どれどれ。と手に取る。

うわっ本当に悪いな。

前回の胃潰瘍の吐血で、血液検査の数値は何度もみてきたから、だいたいのことはわかる。

 

 

2020肝臓数値

 

ASTが210(基準値13~33)、γ-GTPが506(基準値10~47)ですと!?

T-BILも救急室では1.9程度(基準値0.3~1.2)だが、翌日は2.8に跳ねあがっている。

自分のこんな検査数値、はじめてみたよ。

※ちなみに、この時は知らなかったのだが、その日にはかったT-BILは3.9

 

前回の胃潰瘍での吐血の時は、肝臓の数値はこんなひどいものじゃなかった。

※退院後に見返してみると、救急搬送直後の血液検査では

・T-BIL→1.4

・AST  →39

・ALT  →17

・ALB  →4.0

だったのだ。

 

【肝臓専門医は、酒飲みが嫌い】

ああ、自分はやっぱり肝硬変なのだな。

血液もそういってるじゃないか。

 

そう思っているところに、ドクターの一言。

「やっぱり、お酒、やめましょうね。

そもそも肝臓専門医は、アルコール性の肝臓病患者を嫌がる人が多いです。

それと最後の砦ともいえる生体肝移植も、飲んでる人は

まず受けられるチャンスが無いと思っておいてください」だと。

 

はい、わかってます。

自分と家族で決めたんだから、絶対に守って見せますよ。

それにしても、この病院は基幹病院だから、急性期と高度医療しか扱わない。

退院後の主治医探しは大問題になりそうだ。

なにせ、おつきあいいただく期間が長いのだから。

 

また悩みがひとつ増えたよ。