2年生の秋、起立性調節障害になって
不登校突入
約1年経った
中学三年生 一学期終わり
受験する!
高校生になる!
と決めて、夏休み受験勉強に励む
夏休みは、まだましだった
塾が午後からだったから
動く身体に
『がんばれるっていいな〜』と
しみじみ語ってた
二学期スタート
どれだけ前向きになっても
前向きになったから
よくがんばった、偉かったと
起立性調節障害がゼロになるわけではない
毎晩
明日は起きられるかなぁ
の連続
今日は統一の五教科テスト
遅刻するわけにはいかない
当たり前だけど
あさイチ
1時間目から
そりゃもう
ありったけの根性出して
起きるしか無い
ただただ起きることに
着替えることに
靴を履くことに
根性が必要
このしんどさは
私も分かってやれないし
おそらく
なった者しかわからないんだと思う
今朝自力で起き上がれそうにないので
手を引っ張りながら
背中を起こし上げて
座らせてやる
座った!
よし!
がんばって身体起こした。
一階に降りてこられた
ダイニングテーブルにうなだれる
今日は頭痛薬どうする?
飲む
おにぎりかじれる?
ううん。。いらん。
歯ブラシ持ってきてぇ
よっしゃ!
せまる出発時間
しんどさダルさにうっすら涙ぐんでる
堪えてるんだろ
1日なら、これくらい辛抱しろ!
朝なんてみんなダルいもんだ!
だし
本人も辛抱できたと思う
が、
これが毎日エンドレス
終わりがわからない。
から、しんどさがずっと続くことに
疲れる
断片的ならまだいい
毎日続くことに
疲れるんだろうなぁ
そして、今朝、その苛立ちは破裂
バコーーん‼
リビングに置いてた段ボール箱
蹴り飛ばしてた
パパも私も、注意しなかった
何も言わなかった
そりゃ苛立つくわな。。。
なんなら段ボールあと3箱蹴らしてやりたい
起こす?
歯ブラシとってやる?
蹴っとばしても注意しない?
甘いかもしれない
過保護と思われるかもしれないけれど
我が家のサポートの仕方
なんかこんな書き方すると
悲劇ぶってるかもしれないけれど
我が家の起立性調節障害は
こんな感じ
でも!
今日も行った!
段ボール蹴り倒したけど
登校した☆
多分、きっと
今日のテストも
薄れゆく意識の中で解く
ことになるんだろ
今日もいっぱい根性出してると思う
そこまでして
学校に行かなければいけないのか?
それは
息子が今したいこと
高校生になりたい
だから
今、学校に行って授業を受けたい
だから
そこまでしてでも
行きたい
行かせてやりたい
昨日学校から帰った息子が言った
起立性調節障害って
家族の総力戦やなぁ
パパも、車置いて自転車通勤に変えて
ママも、ペーパードライバーから運転練習して
今日も送ってくれてありがとう
と
あなたががんばってる
パパもママもがんばる
きっとこのしんどさを堪えながら
奮起する体験
これからの人生に役立つはず
がんばれー
がんばろー
がんばるぞー