203 介護技術講習会① | 「傍」を「楽」にするためのちょっとした実録

「傍」を「楽」にするためのちょっとした実録

“はたらく質問家”
“はたらくコーチ”まっきゅによる
「傍」(周り)を「楽」にしていく実践や行動をゆる~く記録していきます。

まっきゅです。


今日は、
職場の法人内にある福祉の専門学校にて、
介護技術講習会に参加。


参加といっても、
実は僕、
実技指導の講師でして、
ばっちり教える側での参加となります。


この講習会を受け、
一定の評価を得ることで、

年に一度ある『介護福祉士国家試験』の
実技試験免除を受けることができます。

この国家試験は筆記と実技が課題としてあり、
受験生サイドからすると、実技試験を免除したい気持ちはすごくわかります。


そんなメリットがある
技術講習会ですが、国家試験の一部を免除するものなので、
内容は甘くはありません。


講習内容は割愛しますが、
今回気になったのは、受講生のHさん。


このHさん、福祉業界は約12年と長いキャリアをお持ちなのですが(僕より長い)、
少し知的障害なのか、高次脳機能障害なのか…よくわからないんだけど、
講習内容に明らかについていけていないのです。


説明したこと、
デモで見せたこと…等、


いざHさんが実践するとなると、
全くもって手がとまってしまい、
完全フリーズになってしまうんです。


一緒に組んだ受講生からは
不快感が顔や言動に出てしまっています。


それもそのはず、
同じお金を支払い講習を受けているのに、
Hさんのおかげで進行が滞ってしまっているんですから。


僕は講師として何ができるか考えました。
Hさんとも一緒に考えました。


次回へ続く…。