私の元へ見知らぬ人から旦那とあの女との不貞関係の密告メッセージが届いたのが一昨年のクリスマス。
そのメッセージを開いた瞬間、心臓を誰かに握りつぶされ、体中の血の気が一気に引いた。
それまでカラーだった世界が一瞬で色を無くした。
何のこと?誰の話?人違い?
その時真横にいた旦那の顔とスマホの画面を何度も往復した。
嘘でしょ。この人が私の知らない世界持ってるの?足元から力が抜け立てない。

何度も読み返す。文章がなんだかおかしい。
あまり頭のいい人が作成したものとは思えなかった。なにかの詐欺?それにしては妙に詳しい部分もある。
送付されたのは前日、クリスマスイブの14時。すぐには気が付かなかった。
とりあえず親友と兄に相談のLINEを送った。
二人とも口を合わせたように、「いや、それ何かの引っ掛けや、騙されるな。」
悩んだ末、捨てアドレスを取得し騙されるのを前提に返信してみた。
翌日さらに詳しい内容を告げるメールが捨てアドレスに届いた。相手の女がSNSであげた 直前のデート写真、旦那からのプレゼントの写真とともに。

確信もなく、旦那に問い詰め、全て認めたのが年明けの1月1日。

この場合、時効ってどの時点になるんだろう。
いずれにしろ大して変わりはないんだけれど。

あの女、許さないメラメラと思う日もあれば、これ以上クソババアのことを考えるのも嫌、時間の無駄、人生の無駄遣いと思う日もある。


かなり頭のおかしなサイコパス。
触らぬ神に祟りなし