この前のカウンセリングは診察とセットでした。

基本診察は月に1回のペース。
ここんとこ、不安定だったのもあって月2回のカウンセリングの時に
一緒に診察も受けるようにしている。

主治医の先生から
「体(=身体反応)で気になる事ある?」と聞かれたので
「たまに、右目が半分しか開いてない様な気がする。
まぶたが重い感じ?痙攣もするし」
と答えると

「週末、ちゃんと休んでる?リフレッシュも大事だけど
体力の回復はもっと大事だよ?それ、できてないんじゃない?」

そう突っ込まれた。

うう・・・確かにそうだ。
仕事が決まってから、週末は予定が何かしら入っていて
(友達とランチとか、美容院とか整体、エステとか)
家でゆっくりまったりってなかった。

「お風呂は毎日お湯に入ってる?12時までに寝てる?
お湯につかるのも12時までに寝るのも、その日の疲れを
取る為に大事なことだからね!
サプリとか栄養剤とかだけじゃ、リカバリーできないよ。
今の環境でストレス反応が出てるのは、多分、疲れのせいだと思うよ」

ぐぬぬ、なんで私がサプリや栄養剤を飲んでるのが分かったんだ!
たまに朝、ユンケルとか飲んでるし、最近はお風呂上りに酵素ドリンク飲んでる(笑)

確かに、この病気になってから疲れの抜けなさを感じてた。
もちろん、休職中に体力が落ちたというのもあるんだろうけど
それとはまた別な感じ。
それって、毎日の疲労が抜けてないから溜まっちゃってるって事か。

「しばらくは、週末、ゆっくり静養したらどうかな。別に出掛けるなとは言ってなくて
ストレスがかかるような環境からは離れて、気持ちをのんびりさせてあげてもらいたい
予定を詰め込むんじゃなくて、1日に用事は2個までにするとか
時間に追われないように、人に気を使わないようにして。
そしたら、まぶたも治まると思うよ。安定剤を増やすのは簡単だけど
それよりも、自分でできる事をまずやって欲しいから」

そう言われた。

そっか、静養ってそういう事なのか。
じーっとおとなしくしてる事かと思ってたわ。
それなら出来そう。

という事で、シルバーウイークは前半だけ出掛けて
後半は家でゆっくりテレビを見たり、お昼寝したり
近くのイオンに買い物に行ったりで過ごしてます。
今日は衣替えしようかと思ったんだけど、暑くてニットを触りたくないので
明日に延期しました(笑)
でも、ダウンコートとファーのブルゾンは洗ったから、
急にめちゃ寒くなっても半そでにこれを着たら全然大丈夫!(笑)

前回のカウンセリングで「男性の心理を掴むのが上手いから、
これまで世の中を上手く渡って来れた。これからはその性別の垣根を
取り払いましょう」という指摘+アドバイスをされた。

はあ?なんで?
もし、そんなに男性の気持ちを掴むのが上手いなら
人事や産業医をコロっとだまして復職してるだろうし
そもそも、会社の人間関係で悩んだりしないだろう。
(相談しても、上司は真剣に取り合ってくれなかったくらいだし)
そして、なんで私は未だに結婚できないんでしょう?(笑)

以上のことから、そんな訳ない!!

なので反論する。
「そんな訳ないですよ。もし、そんなんだったら、今頃こんな事に
なってないと思うし。そんなに男性の気持ちをつかめるなら誰かが助けてくれるでしょう?」

カウンセラーさんは
「今、助けてもらってるじゃないですか。周りに男の人多いでしょう?
お話の中にも、男性の方が多く出て来てますよ。」

「だって!!それは!!」

「だって?だって、何?」

言われてみたら、確かにそうだったので否定できない。
関係が上手く行かなくて相談するのは全部女性の事。

なので「だって」の後が続かない。
ぐぬぬ・・・

黙ってるとカウンセラーさんと見つめあう(にらみ合う?)だけになるので
なんとか言葉をさがすんだけど、出て来ない。
かくなる上は

「だっては、だって!!!!!」

40過ぎたいい大人が発する言葉じゃない「だってはだって」(笑)
しかもむくれるという、コンボをかます。

この一言が先に進められる言葉だったらしく
その後、どんどんカウンセラーさんの反撃(笑)が始まった。
いつもの「ふふん!」って感じの微笑み付きで。

今回のカウンセリングで気付いたのは、言葉が出て来ないって事は
言われてる事がほんとのこと、とか、自分では認めたくないことなんだなってこと。
だから、それを否定する言葉が見つけられないんだってこと。

昨日のブログで「○○が気になってるんでしょ?」と
カウンセラーさんに見抜かれ「みんなが通る道だから大丈夫」と
言われた話を書いたら、○○が気になる!とコメントを頂きました。

なので、○○とは何か?!を発表です(笑)
大した事ないから、拍子抜けかもですが・・・

「僕がいつまで一緒にいてくれるかが気になってるんでしょ?
カウンセリングがいつ終わってしまうのかを心配してるんでしょう?
大丈夫ですよ、まだまだ一緒にやっていきますから」

こんな事を言われました。

実際、私がカウンセリングを始めた時はこれといった目標を
2人で話して決めたわけはなかった。
「生きづらいって感じてる気持ちを、自分を消してしまいたいっていう気持ちを
ちょっとずつ減らしていくお手伝いをしますね」と言われたくらいかな。
なので、ゴールがないに等しい感じ。

途中、産業医面談で今の手法のカウンセリングじゃ
復職は無理だと言われたという話をした時に
(産業医は認知行動療法信者らしく、これをやらない精神科医は時代遅れと
考えているようで、傾聴型のカウンセリングは社会復帰に意味がないと言い切った)
・再発しない心を作る
・仕事を以前と遜色ないくらいに出来るような心を作る
・人間関係をスムーズにできる心を作る
この3つを目標にしてるから、認知行動療法だけじゃ太刀打ちできない。
いろんな手法を引っ張ってきて合わせて使っていて、難しくて高度な事をしてる。
と説明してくれた。

そうだったんだ!!知らんかった!(笑)
希死念慮だけをなんとかする為だと思ってたよ。
勝手にそんな目標を作ってたのか!

その後、私は再就職も無事に出来たし、今はだいぶ人間関係もスムーズになってきた
再発も今のところしてないし、寛解状態を続けられている。

カウンセラーさんの目標にかなり近づいてるんじゃない?

そう思うと「その内、もう来なくていいよって言われるんじゃないか?」
って不安が出てきた。
陽性転移もしてるし、最近は依存気味だし。
(陽転は言ってないけど(多分ばれてるけど)、依存気味かもとは話してある)

それをツイッターで呟いた。
「カウンセラーさんはいつまで私の話を聞いてくれるんだろう?」

例えば6回1セットみたいなカウンセリングやワークショップに通ってる人は
あんまりそうは思わないみたいけど、
(それで終わりって本人が分かってるから)
私のような傾聴型でゆっくりやっていくようなカウンセリングに通う人は
途中で「いつまで通うの?」とか「まだ通っていいの?」という不安を抱えるそうだ。
もしくは「もっと通いたいんだけど、ダメかな」という気持ち。
その不安は「私はここにいてもいいの?」という、自分の存在の不安と同じらしい。
自分を必要としてくれている、とか、自分はここにいていいんだって
自信を持てない人ほど、その傾向があるらしい。

ま、そのまま私ですけどね(笑)

こんな感じでした。
気になってた方には申し訳ないくらい、大した事ない内容でした(汗)