リワーク期間に入ると、朝のミーティングに参加する事になる。


時間になったらリワーク室に集合して、

・ごあいさつ(おはようございます、がほとんど)

・今日の体調と気分をそれぞれMAXを100としたらどれだけか?

 (例えば今日の体調は50、気分は60です・・・と言う感じ)

・昨日の振り返り(気付いた事とか、身の回りの出来事とか)


これを1人それぞれ持ち時間1分弱で話していく。


全員が終わったら、職員さんから今日の予定や連絡事項の通達

後、コーディネイト期間にやってるストレッチに空きがあったら

リワーク期間の人も入っていいので、そのお知らせ等。


15分ほどで終わる。


最初のうちは、挨拶と気分、体調をいう事と

振り返りをあっさり「帰り道にこんな人見た」とか簡単な内容を話してた。

リワーク室は前述の通り、1ヶ月先輩にあたる人達がいる。

この人達はみんな慣れているので、面白い事を言ったり

みんなに質問してみたり、いろいろしてるので面白かった。

人の話を聴くのが楽しみになるって、心の変化が出てきたのに驚いた。


そして、このミーティングの時は空いてる席に長机チームがお邪魔する形。

これで、座る場所とかで、毎日先輩な人達との交流ができる。

話せそうだったら声を掛けてみるのもよし、ダメそうだったら次の日は

他の席に移ってまた声を掛けてみるのもよし・・・

別に仲良くしないでもよし(笑)


面白い事に、だんだん慣れて来ると「明日の朝、これを話そう」とか

何か面白い事や嫌だった事、びっくりした事とかに遭遇したら

「おお、明日のネタできた!」と思うようになってきた(笑)

このミーティングの振り返りのネタ探しのために、自分の生活に起きてる事に

敏感になって、自分の気持ちや感情にも敏感になってきたと思った。

そして、翌朝のミーティングで話をした時に、みんなの反応がいいと嬉しかったりする(笑)

逆に反応が薄いと「伝え方が悪かったかな、どこを直したらいいかな」という気付きがあったりする。


なんでこんな事するんだろう?

職業センターのリワークプログラムにはそう思うものもいくつかある。

特に、朝のミーティングなんて、別に私たちは何も言わないでもいいじゃないか

連絡事項だけ伝えてくれたらそれでいいのに。そう思ってた。

だけど、実はそれはしっかり考えられていて、社会復帰するにあたり

大事な事に自分で気付いたり考えたり出来るようになってるんだ、と思う。