失意のどん底にいた、
私たちのもとに
神の遣いのあなたは突然私たちのもとにやってきた。
あなたと出逢えて、私たちはみるみる
笑顔になったんだよ。
あなたが初めて味わう楽しいことや、
嬉しいお顔を見るのが、
私たちのよろこびでもあったんだよ。
人間も、悪い人ばかりじゃないって、
この世も、捨てたもんじゃないって
思ったでしょ？
その顔を、
安心して毎日過ごす顔を、
毎日見ていたいだけだったのに。
そばにいてくれるだけでよかったのに。
あなたさえいれば、
なにもいらない。
なにもいらなかったんだよ。。。
なのに
なのに
あなたは私たちを置き去りにして
駆け足でぼたんのもとに行っちゃった
何度も、
何度も、
帰ってきてと、呼び戻したのに
あなたは幸せそうな顔して、
いつもの寝顔のままで
あっという間に逝ってしまった。
神の遣いは、
人間に試練を与えるんだって。
そして、
満足したら、
何の前触れもなく、姿を消す…
満足なんて、しないでよ。
まだまだ試練を与えてよ。
神の遣いなら、
私たちが、立ち直るまでそばにいてよ…
突然
いなくなったりしないで…。
明日の15時30分
ぼたんが旅立ったところから、
つくしは旅立ちます。
出来れば一緒にいきたいよ。
もう。
一人にしないでよ…。
私は弱い人間だから
あなたが与えた、最後の試練
乗り越える自信がないよ。。。