抹茶茶碗。

古道具屋で求めたもの。

鼻を近づけて、磁器の独特の匂いを嗅ぐ。

ちょっと強めだった。
そのまま、お茶を点てると、
お茶の香りの邪魔をするので、
お湯を何度か注ごうと思い、
試しに一度注いでみた。

すると、お湯が漏れてきた。
ん?ヒビが入ってる?
と思って、お茶碗を光にかざしてみたりするけど、
わからない。

漏るって、どういうこと?
と思いながら、これって、
まるで落語の「はてなの茶碗」みたい。
だとすれば、これは楽しいし、オイシイぞ。

と思いながら、ネットであれこれ磁器の漏れ対策を探してみる。

漏れ止め対策が出てくる。
さらに調べてみると、
萩焼は土の目が粗く、焼き絞まりが少ない。
だから、土の粒子が粗く、隙間があるそうです。

だから、漏るんだそうです。

その対策もちゃんとある。

ちょっとホッとしたような、
残念なような。

そういえば、萩焼の湯呑みがそうでした。

まだまだ知らないこと多いなぁ。