昨日の限定記事で、Y刑事との話し合いを書きました。
これまで、ドロボー事件に関しては、犯人の見バレを恐れて限定にしてきましたが、この話し合いから、組織内で起きた犯罪への警察の対処という点に焦点が移りましたので、公開記事にさせていただきます。
これは、クジラの失敗例となりますので、現在会衆内で犯罪に遭遇されておられるJWの参考になればと、たくさんの皆様にご覧いただきたいと思っています。
まず、この記事から読み始められた方へ、ざっと流れを説明しますと。
私は2009年1月の集会で財布の盗難に会いました。
O長老が盗るところを見ていたため、犯人を他の長老に捕まえさせて、財布を返却させました。
長老は、被害者の私に、この事件を内密にするように指示しました。
その間に、いろいろ話し合いましたが、長老たちの言葉は二転三転し、事件をうやむやにしようとしました。
犯人は、私の財布以外に、7件の盗みをした可能性がありました。
昨年、長老は私を開拓からおろし、盗難事件に幕を引こうとしました。
開拓を削除した理由が聖書的に理解できないと、巡回監督に言い、盗難事件を警察に通報すると言ったところ、私は無秩序なものとされました。
勿論聖書的な根拠、手順を踏んでいません。
これまでの過程を、長老との話し合いの録音をもとに記事にしています。
まだアップしていないものもありますが、もし、この私の体験が、どなたかのお役に立てば良いと思って記事にしています。
今後も、公開で記事をアップしていく予定です。
現役JWの皆様には、お見苦しい記事かもしれません。
決してJWや長老への罵詈雑言を述べるつもりはありませんが、私の不快感が前面に出てくることもあるかもしれません。
あらかじめお詫びいたしますので、ご了承さいませ。
以下が限定記事にした、昨日の記録です。
続きに、今後の対策を少し書いています。
限定記事をすでにお読みくださった方は、引用だけ飛ばしてお読みくださると、幸いです。^^;
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O刑事から事件を引き継いだY刑事は、クジラの見たところ、O刑事より頭の回転が速い方のようでした。
クジラが長老団に出した手紙 巡回監督と長老への手紙などの資料を、じっくり読まれたようです。
O刑事より、全体を理解しておられたようにお見受けしました。
結論ですが、O刑事がO長老より、「捜査に協力できない」と手紙で回答されたため、警察としては、協力を強要できないので、これ以上の捜査は出来ない」と言うことでした。
長老の捜査協力により、事件現場である王国会館で現場検証をして、犯罪があったと言う証拠を定めて初めて、犯罪として確定できるので、今の状態では捜査はむずかしいそうです。
しかし、「捜査に協力するのが国民の義務ではないのか、その義務を果たさない正当な理由がその手紙に書いてあるのか」と尋ねたところ、その手紙の内容は、捜査に協力できない妥当な根拠とはなりえないとのことです。
それで、今後の捜査としてできる事は、
①直接O長老から話を聞き、捜査協力できない正当な理由を確かめる。
②WTの日本支部に連絡して、宗教団体として犯罪捜査に協力できない理由を尋ねる。
の2点になるそうです。
Y刑事は、宗教団体に入るときに、信者は団体内で起きる刑事事件に関して、組織に全権委任をしているのではないか、と聞いてきました。
クジラは、聖書は契約の書であり、律法に犯罪は神への罪だと書いてあるので、組織が組織内の犯罪を許すなど想定していないので、そのような合意をしていないと説明しました。
皆さんはどうでしょうか?
JWは、組織内の犯罪を長老の裁量に委ねると合意して、バプテスマを受けられたのでしょうか?
クジラ個人は、そのような承諾をしていないと、答えましたが、多くのJWは、長老に自分の決定権全てを委ねているのでしょうかね?
まぁ それはそれとして、クジラは、日本人である以上、日本の法律に従わなければならないのが日本人であり、クリスチャンは上位の権威に従うよう聖書で薦められているので、日本人のクリスチャンとして、刑事事件に関しては、刑事訴訟法に従う必要があると説明しました。
最後に、Y刑事の考えとして、刑事事件は、起きたその時にすぐ警察に通報してほしいそうです。
そうしないと、現場保全ができず、証拠を集められないからです。
証拠がないと、供述だけでは立件できず、起訴しても公判を維持できないので、時間がたってからの届け出は、被害届として受理できないそうです。
それで、現役JWのみなさんに広くこの事件を知っていただいて、犯罪を即座に通報する、国民の義務を果たせるよう、心構えをしていただきたいと思います。
個人としてのクリスチャンが犯人を許すことは、刑事罰を与えなくて良いと法律が判断することとは違います。
犯人が心から悔い改め、悔い改めにふさわしい実を表し、損害を賠償したなら、個人としてクリスチャンが犯人を許すことは、聖書的にも、法律的にも許されるでしょう。
しかし、犯人が犯罪を認めず、謝罪せず、悔い改めないで、損害の賠償しないなら、その犯罪を警察に届けないのは、犯罪の隠ぺいに加担したことになります。
隠蔽されてしまえば、犯罪は無かったことになるのです。
WT内で、JW間で犯罪は無い、ということが事実になります。
皆さんは、その証人になってしまうのです。
思い出してください。
ベテル内で、誰か不審な死に方をしていませんか?
JWの一人が、不可解な死を遂げたことはありませんか?
犯罪があると知った時、感じたときに警察に通報しないなら、警察は動けないのです。
捜査に協力しない国民が増えれば、凶悪犯罪も現行犯逮捕でしか警察は動けません。
犯罪に目をつぶるのは、長老たちだけではありません。
集会に出席しているJW、犯罪被害にあったJWも長老と同じ立場に立っているのです。
自分の権利を守るのは、自分であり、権利を守ることは、時には大変な労力を必要とするのです。
神がJW一人一人に与えておられる、人間としての権利をよく考えなければなりません。
それを考えないなら、聖書を読んでも何の意味もなくなります。
権利を守ること、それは義務を行うことでもあります。
聖書は契約の書です。
私たちは、神に献身しました。
長老に献身したのではありません。
組織に献身したのでもありません。
聖書の律法を守ることを、命を懸けて誓ったのです。
それが献身です。
エホバは故意に律法に反するのを許される神でしょうか?
JWは、神の律法に従う民ではないのでしょうか?
帰宅してすぐにこの記事を書いていますので、なにか問題があるといけないので、限定記事でアップしますが、同様の内容を後で公開記事にしたいと思います。
以上です^^
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結局、昨日の記事を、修正しないで出しました。^^;
クジラは、Y刑事が不誠実だとは思いませんが、組織で働く人間の限界を感じました。
つまり、結果が出せず成績になりにくい、しかもトラブルを起こしやすい事件には、深入りしたくないのです。
クジラの知っている刑事事件では、犯人を逮捕してから現場検証をしました。
それが順当な方法だと思います。
このKHでの事件の場合も、まず犯人に当たるのが順当なのですが、宗教団体が現場検証させないのをに念頭に入れて、いたずらに犯人の感情を刺激して騒がれたくない、という考えが先に立っているのでしょう。
あくまでも、犯人への接触はしないつもりのようです。
もともとクジラは、犯人をどうしても逮捕してほしいと言う考えを持っておらず、JWに自分たちで犯罪に対処してはいけないことを学んでもらいたくて、警察に行ったのです。
O&Y刑事もその辺のところを理解して、なるべく穏便に、しかしWTに捜査に協力するよう要請したいとの意向は持っておられるように思います。
しかし、現実的には、これで限界です。
それでクジラは、このことをブログや、マスコミで公開する用意がある。
その時に、警察は非協力的だったという表現は避けたいので、できる限りの捜査をして欲しい。
と告げました。
マスコミに伝えることは、脅しではありせん。
以前、フィリーさんのブログで、マスコミに伝えたいとコメントして、方法を教えていただいていますから。^^
フィリーさんありがとうございます。(_)
お蔭で、Y刑事も、クジラの盗難届の不受理に関して、言明を避けざるを得ませんでした。
クジラは、警察がこの事件の捜査をやめた時点でマスコミを通じて、WTに公開質問状を出す考えがあると告げて、捜査の終結を伝えるように申し渡しました。
勿論あちらから連絡が来るとは思いませんが、こちらから毎月プッシュしようと思います。
あぁ 疲れた。^^;
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。m(_ _ )m