続き…



◆【闇の中逝く花は】

◆【小さな種を蒔く】

◆【遠い空の向こうへ】【刻を渡る】

→①『珠世は 変化を引き起こし

遠い空の向こうへ 刻を渡り逝く』

→②『鬼との戦いで逝く人は時を越えて

遠い空の向こうからきっかけを与える』


「種を蒔く」の意味は

"小さな原因をつくること"で

変化を引き起こすもととなるもの。

②柱稽古編でもあった炭治郎の

痣の発現の原因(きっかけ)である

杏寿郎の「心を燃やせ!」から

「逝く花(杏寿郎)は小さな種を蒔く

(痣の発現のきっかけを与える)」と

考えられますが歌詞の流れからだと

別のような気もします。

①「刻を渡る」は"本来、逝くべき刻から

数百年も生き続けた"という意味と考え

「花」の解釈はエンディング映像と同様に

"珠世"としました。



◆【頭(こうべ)を垂れて道を譲れ】

【掻き乱せ世界を】

→『敬意を表し 禰󠄀豆子を渡せ』

『探し回って 世界を混乱させろ』


無惨と鬼たちの姿が想像できるので

そのままの意味でも良いのですがあえて

"地位や権利などを与える"の意味がある

「道を譲る」として解釈してみました。

黙って禰󠄀豆子を差し出せ!

でなければこの世界を掻き乱すぞ!

ってところでしょうか。



◆【光を知らない心は夢を見る】

◆【遥か頂に爪を立てる】

◆【跪(ひざまず)け

永久(とこしえ)を称えて歌え】

◆【やがて天を統べるこの身の為】

→『日光に当たれない無惨は夢を見る』

『運命(さだめ)に逆らい抵抗する』

『〈やがて天を支配するこの身の為に

敬意を表し永久を称えて歌え〉


「運命(さだめ)」は

"天の定め"との考え方があるらしく

"日光の弱点の運命に逆らい太陽を克服し

そのうち天をも支配する"という夢が

無惨にはあったと考えました。



◆【咲き乱れよ虚無の中で】

◆【成す術なく燃え尽きるまで】

◆【這いつくばって 歌えよ無惨に】

→『入り乱れて盛んに咲け

何の意味も価値も無い中で』

『どうする事もできずいのち尽きるまで』

『平伏し歌えよ無惨に』


「咲き乱れ」としながらも

「虚無の中で」とあります。

1番と同様に無惨が

鬼殺隊をバカにしたようなセリフですが

1番の「這いつくばって」は

"死に物狂いで戦うイメージ"に対し

こちらは"無惨に平伏すイメージ"となり

"力を手に入れ完璧な生物となった

無惨を誰もどうすることもできず

ただ平伏し歌うことしかできない"

といったところでしょうか。


〔終〕



めちゃくちゃ悩まされましたが

私なりの解釈が完成しました。


この歌詞の意味を考えるのに

1ヶ月以上もかかってしまった…

歌詞考察って難しいですね。



今後もどんな主題歌になっていくか

楽しみですよね。


ちなみに予想というか希望なんですが

一番最後の主題歌はLiSAさんが

自分の中ではベストです。


好きだからというのもありますが

なんとなく鬼滅の刃って巡るとか

何かこう再び戻ってくるみたいな

メッセージを感じるので間違いないなって

LiSAさんだったら思います。


まあ希望ですけど。