遊郭での戦いから2カ月間、
意識が戻らなかった炭治郎は縁壱と
先祖である炭吉の夢を見ましたが
縁壱や始まりの呼吸についての
何かヒントがあればと思い
注目してみました。
◆縁壱の跡継ぎ問題
◼︎縁壱に跡継ぎは?
炭治郎が見た夢の中で炭吉は
「あなたのことを後世に伝えます。」
「跡を継ぐ方がいなくて
困っておられるんでしょう。」
と言っているため
この時点では跡継ぎはいません。
◼︎ 他にもいたんじゃ?
前に始まりの呼吸の剣士は
今までに縁壱以外に最低でも
1人以上いたと確認しましたが
「縁壱の跡継ぎがいなかったのに
始まりの呼吸の剣士は他にもいた」
となると矛盾しそうな気がします。
◼︎矛盾ではない可能性
それを解決させるためには…
①この会話後に継承者が現れた。
②始まりの呼吸の剣士は
縁壱の他にもいたが亡くなった。
それともうひとつ…
③「生まれつきの痣を持つ者」が
使う呼吸のことを
『始まりの呼吸』と呼ぶ。
こう考えると可能性が出てきます。
◆始まりの呼吸の継承について
◼︎ 母親からもらったもの
以前の記事に「生まれつきの痣は
母親からもらったもの」という考えも
あることを書きました。
始まりの呼吸の使い手の条件は
"「母親からもらった」生まれつきの
痣を持つこと"と考えられます。
…といっても
どんな人でも母親から生まれていて
何かは親からもらっています。
◼︎ 縁壱は特別な人間ではない
そこで注目したのが
炭吉に言った縁壱のセリフ
「お前には私が何か特別な
人間のように見えているらしいが
そんなことはない。」です。
その後のセリフから"大切なものを
守れなかった自分を責める"ような
内容とも思いましたが
もしかすると別々の事に対して
言っていたとも考えられます。
「母親からもらうもの」は痣以外にも
もちろん色々あり人それぞれで
母親からもらうことは
始まりの呼吸の使い手だけの
「特別なことではない」という
意味だったのかもしれません。
◼︎縁壱が「必要ない。」と言った理由
縁壱は後に伝える事に対して
「必要ない。」と答えています。
そのように考えていたことから
「生まれつきの痣を持つ者」が使う
呼吸のことを『始まりの呼吸』と
呼んでいた可能性が高く
誰一人として縁壱と同じように
始まりの呼吸を使えなかったのは
"教わってできるものではない
「母親からもらったもの」だから"
と考えられ
「始まりの呼吸は継承できない呼吸」
と考えました。
◆生まれつきの痣について
生まれつきの痣を持つ者は
身体能力などが高いと
言われていますが
気づいたことをひとつ。
それは蜜璃の目の下のほくろで
父親のものと似ているため
遺伝で生まれつきと思われます。
昔は『痣』と呼ばれた「ほくろ」と
関係あるか不明ですが
蜜璃が特異体質であることは
確かですので疑っております。