
居眠りなんて、当たり前。
別の授業の宿題(いわゆる内職)も当たり前。
早弁は、さすがにした事はなかったけれど。
落書き、居眠り、考え事。
落書き、居眠り、考え事。
漫画や雑誌を読むのも、たまにはあり。
ルーズリーフに、自作の下手っぴな小説もどきを書いていた事も。
そして最たる物と言えば、漫画の原稿。
友達同士、趣味で書き殴っていただけの、人様には到底見せられない代物だったけれど。
ネームを切ったり、コマ割をしたり、下書きをしたり、ペン入れをしたり。
とんでもなく不真面目な生徒でした。
当時はまだ、教室には教壇なんてものがありまして。
今もあるのかどうかは、ムスメが高校生にならなければ分かりませんが。
教師は生徒よりも一段高い位置から、教室を見ていたわけで。
実は生徒達の手元が丸見えだったなんて、気が付いたのは、卒業してからでした。
怒られる事もあったけれど、見ないふりをしていた先生もいたんでしょうねえ。
そして容赦なく、平常点から差っ引かれていたんでしょう。
まあ、若気の至り、ですかね。