丁度、一か月前の現在の時間(午後3時半すぎ)、僕は嫁さんからの電話で、今回の
震災のことを知りました。
日頃、外回りをしている僕が、海岸あたりを何も知らずに車で走ったり、昼寝(?)をしているん
ではないか・・・と心配しての電話でした(東北から遠く離れた宮崎でも、10mの津波の恐れ
あり、と報道されていた)。
その日は、震災の起きる少し前から夕方まで、会社の会議室にかんづめだったので、外界の情報から
遮断されており、嫁さんからの電話にもピンと来ず、「全然大丈夫よ。」と答えた。
そして移動途中に立ち寄った家電量販店で流れていたテレビの映像を見ると、駐車場のたくさんの
車が軽い木片の様に流されていた。続いて仙台空港がみるみるうちに海水につかっていく様子が流れた。
ここでようやく「これは一大事だ!」ということを理解した。
その後、延々と流れる被災地の映像を見ながら
「何かしないと・・・何かしないと・・・。」
で、結局日本赤十字に少額だがお金を振り込んだ。
子どもにも、もし大地震が起きたらどうする?ということを話した。
でも・・・人の感覚って・・・麻痺してしまうんですね。それが怖い・・・。
直接的な被害のなかった我が宮崎では、普段通りに時は流れている。
スーパーの商品が少ない所がある程度。
だからといって無理矢理、暗い気分になることもない。
今は自分たちが元気にやること。
一生懸命働いて、余裕のある分は被災地へ義援金という形で贈る。
そして、自分たちも「もし自分の身に起きたら・・・。」ということを想定して、準備をしておくこと。
でも、「他にも何かできないかな?」と考え続けることは大事だと思います。