昨日ドラマ「風の少年~尾崎豊 永遠の伝説」を観ました。
テレビ東京系では、先月21日に放送されたようですが、我が宮崎ではテレビ東京系は
ないので・・・(悲)、地元テレビ局が遅れて先週日曜日午後に放送していたものを録画して
おきました。
尾崎豊を演じるのは、成宮寛貴。なんとドラマの中の尾崎の歌はすべて成宮君が歌って
いましたね。しかもこれがなかなか尾崎の声の特徴をとらえててうまい!
演技力には定評のある成宮君ですが、いやいや見直しました!
さて、ドラマ自体は、尾崎のデビュー前のエピソードなんかも結構丁寧に描いていまして、
なかなか楽しめました。
尾崎豊の「卒業」が発売された時、丁度僕は中学校を卒業する頃でして、時期的には
“ど真ん中”の世代です。
(関係ないけど、この年は尾崎豊の「卒業」を含め、斉藤由紀、菊池桃子らも同じ「卒業」という
タイトルの新曲を発売。たしか5曲ぐらいあったような・・・。やっぱり自分が卒業の年だった
のでよく覚えてます。)
まだロックの洗礼を受けていなかった僕が初めて聴いた反抗的な歌詞の曲が尾崎豊の
「卒業」だった訳です。(あっ、その前に「横浜銀蠅」があった(笑)!)
ラジオで流れているのを聴いて
「え・・・、こんな曲があるの?っていうかこんなのラジオで流していいの・・・?」
みたいな・・・今思えば、いや―、真面目でしたね~。
尾崎に感化された僕はその後、次第に反抗的になり、とうとう夜の校舎に忍び込んで
窓ガラスを壊してまわって・・・
なんてことはまったくなく、おとなしい学生生活をすごしました。
十代で、カリスマにまつりあげられた彼が20歳を迎えて何を歌えばいいのか苦悩する様子が、
ドラマでも描かれておりました。僕だったら
「いいじゃん!これからは大人の自分の歌を書いていこう!」
なんて思っちゃうんですが、彼にはそれはなかなかできなかったんだろうな~。
十代の若者のやりきれない思いを歌った歌も尾崎豊の真骨頂ですが、その一方で、
やさしくせつない歌もいっぱいありました。
もし彼があの時逝ってなかったら・・・この20年でいくつ素敵な歌が生まれただろう・・・
なんてことを久しぶりに思ってしまいました。
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